X

「首位の寝首を掻く凄み」が、今のライオンズにはない。

この記事はプロモーションが含まれています。

今晩は。首位攻防戦をテレビの前で拳を握りながら見ていた tthg です。

今日はホークスとの首位攻防戦を見ながら感じたことについて語りたい。順位表の上ではまだ十分に追いかけられる位置にいるはずなのだが、今日の試合を見て、tthg的にはどうにも引っかかるものが残ってしまった。

今のライオンズは2位から首位を追い上げる立場である。この立ち位置自体は、決して悪いものではない。2017年の炎獅子にしても、2018年のホークスにしても、シーズンのどこかで同じように追う側にいた。そしてあの頃のチームには、あわよくば首位の寝首を掻いてやろうという、独特の凄みがあったように思う。追われる側が後ろを振り返ったときに、その気配が嫌なのだ。順位差以上のプレッシャーを、追う側が発していた。

しかし今日の試合を見る限り、その凄みがどうにも感じられなかった。エースが初回から簡単に失点する。一番の勝負どころで粘り切れない。打線は完全なタイムリー欠乏症で、走者は出るが返らない。追い上げる立場のチームがやってはいけないことを、一通りやってしまった印象である。

対してホークスは、要所できっちり結果を出してくる。周東選手のファインプレーがまさにそれだ。ああいうプレーが、流れが動きかけた場面でスッと出てくる。ここは渡さない、という意思が守備の一つ一つに乗っている。追う側と追われる側で勝負どころの精度がこれだけ違うと見せつけられると、正直こたえるものがある。

モチロン、1試合で全部を決めつけるのは乱暴だという声はあるだろう。tthgもそれは分かっているつもりだ。しかし、追う立場のチームにとっての首位攻防戦は、単なる1試合ではない。ここで自分たちの上限を示せるかどうかの試金石である。その試金石で、これといった凄みを見せられなかった。そこがtthg的には一番こたえた。

念のために付記するが、選手個々を責めたいわけではない。エースだから初回に打たれてはいけない、という話でもない。問題はチームとして「ここだけは絶対に渡さない」という場面を作れているかどうかである。今日はそれが見えなかった、という一点に尽きる。

tthg的には、このままの内容で1ヶ月後を迎えたら、たとえ全員の調子がぴったり噛み合ったとしても、勝ち抜けるイメージが湧いてこない。逆に言えば、必要なのは調子の帳尻合わせではなく、勝負どころで一つ踏ん張れるチームに変わることだ。ここから1ヶ月で、劇的に何かが変わってくれないものだろうか。今はただ、そう願うばかりである。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

Xでフォロー

tthg: