森選手放出のマイナスを最小限にする方法は古賀選手か柘植選手の打力改善しかない。

今晩は。ファン感と家族サービスで悩み間を取って箱根園で西武HDに貢献する事にしたtthgです。

近藤選手については夕刊フジの勇み足だったようだ。下記の記事で書いたように実現したらしたで複雑な気分なので少し気分が楽になったというのも事実である。

FAで取る側になる事がライオンズ(ファン)に取って本当に幸せな事なのだろうか。

本件は最終的な結論を待つとして、今日は来季の捕手について。森選手が抜けた後をどうするかというのは喫緊の課題である。FA市場に出ていた嶺井選手と伏見選手は決まったようなので実質的には後はトレードか現役ドラフトだが、トレードは出すコマがなく、現役ドラフトはレギュラークラスが取れるとは思えない。基本的には今いる選手で何とかするという事になりそうである。



実績的には岡田選手が圧倒的なのだが、怪我もあり3年まともに働けていない。今年のファームの成績は34打席で打率.166、OPS.624。一軍レベルの打撃を期待するならファームでは無双してもらわないと困る。例えば、金子選手は36打席で.344、OPS.764である。岡田選手自身も一軍定着前の3年でファームでは下記の成績を残している。

2016年:22打席、打率.389、OPS.889
2015年:45打席、打率.308、OPS.810
2014年:43打席、打率.429、OPS1.014

打席数が少ないとは言え、かつては今年と似たような打席数で3年連続でOPSで8割以上のこしていた事を踏まえる年齢的に打撃の衰えている可能性は高い。ただ、それでも残りの候補の古賀選手と柘植選手が一軍でまるで打てていない現状では選択肢には入る。流石に打撃がドングリの背比べなら岡田選手の経験値に頼るのが現実的である。

一方で、古賀選手又は柘植選手を岡田選手に優先して起用する条件は岡田選手に圧倒的な差をつける事である。多少の差であれば経験が必要なリード面で勝る岡田選手に軍配が上がる、圧倒的な差をつけるレベルがどの辺なのかは岡田選手の打力レベル次第だが、岡田選手が2018と2019に残したOPS.750前後というのが一つの目安ではないだろうか。岡田選手の今年のファームの成績からすれば2018、2019からかなり劣る成績になる事が予想され、そこと同レベルの打撃があればよほど守備で目に余るものがない限り、(例えば、尋常でない捕逸を記録するなど)レギュラーはその選手でよい。

一応柘植選手は2021にファームで1.067というOPSを記録している。古賀選手の場合、2022年のファームーOPS.788は物足りないがルーキーなので伸びしろはある。彼等の打撃が来季開花する可能性は全くないわけではない。彼等のうちどちらかがキャンプオープン戦で開花した事をアピールして、OPS.750付近を達成してレギュラーになり、終盤の勝負どころで岡田選手を使って守備固めするというのが最良のシナリオである。打力に定評のある森選手が抜けた以上兎に角守備だけという捕手ではチーム戦力に穴が空きすぎる。柘植選手や古賀選手がレギュラーになるなら、森選手と同等までとは言わないが、打撃レベルの改善が欲しい。それが達成されれば森選手が居なくなったマイナスを最小限にする事ができる。ある意味不確かなものに期待するしかないという厳しい結論だが、現状これ以上良いシナリオは思いつかない。

なお選手データについては下記のサイトを参考にさせて頂きました。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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