外国人補強を諦めてでも森選手の残留に資金を投入すべき。

今日は。代休中のtthgです。

ライオンズの2023の陣容もおおよそ予想がつく状況になってきた。これまでに7人が支配下から戦力外になり、ドラフトで6名指名。現状支配下66でFAの森選手と外国人の動向というのが主なポイントである。今後戦力外が多少あるのかもしれないが、残りのメンバーを見渡して戦力外になりそうな選手は見当たらない。現役ドラフトへの供給を考えるとこれ以上の戦力外はないと考えるのが妥当である。これからの変動要素はFA、トレード、外国人、現役ドラフトである。FAで流出はあっても獲得は期待できない。(獲得すべきという話は置いといて)トレードや現役ドラフトは出すコマがないので期待できない。(強いて言うなら山野辺選手だが売り時を逃した感満載でトレード価値は微々たるものだ。



そう考えると、外国人補強か森選手のFA引き止めぐらいしか戦力を変える方法が残されていない。最も良いのは森選手残留+外国人の充実なのだが、財政的にそれを両方満たす可能性は低い。下記の記事でも書いたようにライオンズの年俸総額が去年より増えるとは考えにくい。

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それを前提に考えた時、外国人と森選手を除いた日本人の年俸状況はどうか。十亀投手、武隈投手、熊代選手、佐野投手、内海投手などと新人の年俸差で1.5億ぐらいは捻出できそうである。しかし、その他選手で成績的に年俸減になりそうな中村選手は複数年。外崎選手はFA残留でむしろ増額。増田投手も本来なら減額もあり得るが複数年。栗山選手も同様で、年俸変動複数年の金子選手ぐらいしか減りそうにない。金子選手の年俸水準からすると減額幅はせいぜい3,000万。今井投手は減額だとしてもベースが5,000万のなので大した影響はない。

一方で、山川選手、與座投手など大幅増になりそうである。特に山川選手は来年FAなので増額を増やす必要がある。本田投手や髙橋光成投手あたりの増額もそれなりに増えそうである。そう考えると頑張っても外国人+森選手に費やせる年俸は本年度ベース+1億程度が限界だろう。外国人はエンス投手残留なら5,000万程度は上げる必要があり、それで森選手残留ももとなると非現実的である。

正直、外国人の充実と森選手残留は二者択一である。例えば、エンス投手を1.5億-2億で残留させて森選手に3億4年ぐらいでオファーしたら流出濃厚である。森選手選手を本気で残したいならエンス投手との再契約も諦め目一杯森選手に突っ込むべきである。それなら5億5年総額25億ぐらいは可能である。年齢的に衰えリスクが低い森選手にはこれだけ突っ込む価値はある。

それでもダメという可能性はあるが、コロナで他球団も財務が傷んでおり、増田投手の3億というラインを踏まえて考えると残留もあり得る。森選手にこれだけ突っ込んで負けるとエンス投手を失うという追加のリスクがあるのだが、左に弱いとか、ホームしか勝てないなど明確に不安要素のある投手にどこまで多額のお金を注ぎ込むのかという問題もある。

幸い、FAの結論は早めに出るので、そこから外国人に切り替えてもまだ時間は残されている。森選手を残せば仲の良い山川選手の残留にもつながる可能性もある。外国人補強はすぐに年俸高騰するのでその場限りの対応になりがちであり、森選手の残留は5年単位でチームの骨格に関わる。森選手には賭けに出るだけの価値はある。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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