里崎氏のイーグルス批判動画削除&謝罪事件はまだ闇が残っている。

今晩は。グラウンド整備は公明正大にやって欲しいtthgです。

今日は雨天中止という事なので急遽試合以外の話をしたい。今日もマリーンズは勝っていたのにノーゲームになって天候に恨み恨みを言いたいところだろうが、マリーンズは先週も雨でゴタゴタしていた。仙台でのイーグルス戦で7/1のイーグルスが勝っていて試合成立前の中断時には内野にフルでシート貼ってクラウド状態の維持に全力を尽くしたのに、7/4の試合成立後イーグルスが勝っていてそのままゴールドならイーグルス勝利の状況ではマウンドとホーム付近しかシートを貼らなかった。結局試合はイーグルスのゴールド勝ちになったが、これついて井口監督は下記の通り審判に文句を言い、試合後に報道陣に再開に向けて全力を尽くしてくれなかったと愚痴をこぼしいる。

本件については更に波紋が広がり、マリーンズOBの里崎氏が自身のYouTubeチャンネルで「おかしい」と声を上げた。しかし、それを1日足らずで削除して下記の謝罪動画をアップした。

この謝罪動画がなかなか面白く真摯に謝っているようで実は何に対して謝っているのか分からない。事実誤認なのか、事実の解釈に誤りがあったのか、何故に誤りに気がついたのか全く分からない。「これでイーグルス側は納得していたのかな?」と思っていたら今日下記の動画が里崎氏のチャンネルにアップされた。

これは先の謝罪動画の補足的な内容で里崎氏が元審判の方に取材した結果「7/1のケースでは試合序盤でそもそもグラウンドが荒れていないので全面シートを貼ったが、7/4のケースはすでにグラウンドが荒れているのでそこにシート貼り作業をするとグラウンドが更に荒れ、その復旧に数時間がかかる事が見込まれるのでシート貼り作業を少なくした可能性がある」という事が分かったと里崎氏は語っている。そして「イーグルス有利の作業を批判した事は誤りだった申し訳ない」と謝罪している。

2番目の里崎氏の取材動画はコメント欄を見ると随分好意的に捉えられているがハッキリ言って疑問点も多い。



2番目の動画も実は里崎氏は「何も事実を語っていない。」現場にいない元審判員、(しかも実名でないから実在の人物かも確証もない)の意見など参考意見に過ぎない。この人物証言で分かることは「降雨による中断時のグラウンドの荒れ具合によって処置が異なる事がある」という事のみである。実際の楽天生命パークのグラウンド状態に照らして適切な処置だったのかは分からない。(里崎氏が動画で語っている内容からすれば元審判員なる人も「楽天生命パークでの審判の判断が正しい」とは言っておらず、「一般論として対応が異なってもおかしくない」と語っているだけである。)

仮に適切な処置だったのなら井口監督に審判から説明があって納得するのが筋であって報道陣に愚痴をこぼすとという事態になっている事が不思議である。。仮に里崎氏が疑惑を指摘した後に元審判員の話を聞いても「確実に批判が間違いだった」というには材料が少なすぎる。外に出ている材料から判断するなら「イーグルスに有利になるようにグラウンド整備をしたかのように批判したが、元審判員の話を聞いたところ、イーグルスを利するために行われたと断定するのは早計だった。ただし、井口監督が納得していないように外形的に疑われる状況だったので審判なりNPBがちゃんと説明するべきだ」と訂正の説明をすれば済む話しで平謝りするような話ではない。

ただし、これはイーグルス側からのアプローチがあったとすると結構納得が行く。最初の動画の削除と謝罪はイーグルス側からの圧力があり渋々出した。それだけでは里崎氏がカッコ悪いので、当たり障りのない「元審判員」という存在に取材して追加説明をしたのなら納得が行く。(あるいはイーグルス側から自主的謝った形を取れと言われたか。)

少なくとも里崎氏が自ら「言い過ぎた」と反省して動画の削除を行い「元審判員」からの一般論を取材して「全面謝罪」というのは考えにくい。里崎氏の一連の言動は正直なようで本音を語っていないように見える。イーグルス側から抗議があったならそれを隠す必要はない。イーグルス側からそれすら黙って謝罪しろと言われたなら拒否すれば良い。謝罪するなら本音で全て事実を包み隠さず行う。これが大原則である。それがない今回の謝罪はまだまだ裏の事情が出てきそうな胡散臭い案件である。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

本記事を評価頂けるようでしたら下記のバナーのクリックをお願いします。本ブログのブログ村におけるランキングが上がりtthgのモチベーションになります。

にほんブログ村 野球ブログ 埼玉西武ライオンズへ
にほんブログ村

にほんブログ村 野球ブログ プロ野球へ
にほんブログ村



本ブログは管理上の理由からコメント欄を停止しています。コメントがある場合は、お手数ですが下記のツイートのリプでお願いします。

twitterでフォロー