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2018年6月3日 / 最終更新日時 : 2018年6月3日 tthg 観戦記

6回のピンチに多和田投手を続投させておけば、負けたとしても意味のある負けにできた。(2018年6月2日対タイガース観戦記)

この記事はプロモーションが含まれています。

おはようございます。一夜あけても糸井選手のホームランの衝撃が残るtthgです。

昨日のハイライトは間違いなく糸井選手の逆転グランドスラムだろう。もちろん打たれた野田投手は反省してもらう必要がある。しかし、tthg的には一番のポイントは多和田投手から野田投手への交代だと考えている。端的に言えば下記の4つの理由で多和田続投が正解だった。そして続投していれば少なくとも「意味のある負け」を実現できた。

まず、一つ目は中継ぎ陣の疲労度。再三、本ブログでも指摘してきたが、先週末からの中継ぎ陣の酷使はひどい。完投能力のある菊池投手が抜け、比較的体力のある十亀投手と多和田投手が早い回で降板する展開や、打線が早い回で大量点を取ることが減ったことにより、毎日のように中継ぎ投手陣がフル回転している。今日も榎田投手の完投は期待薄であり、中継ぎ投手陣の出番が想定される。だから、昨日はできるだけ中継ぎの節約が求められる試合だった。逆転されても多和田投手が6回投げ切れば、残りは小石投手、松本投手でなんとかなったはずだ。多和田投手が逆転された後、球数の的に厳しくなっても、逆転された後なら比較的精神的に楽なので野田投手で6回をしのぐことはできただろう。それならば、少なくとも武隈投手の登板は避けることができた。

二つ目は、野田投手の制球力。野田投手は元々制球力ではなく球威で勝負するタイプだ。球速表示は140前半だが素人目にも速く感じるストレートと左腕という希少性が持ち味である。だから、ランナーが溜まり、一つ球の制球が致命傷になり得る状況は不向きな投手である。ある意味、追い込まれてスライダーが真ん中に行くのはある程度想定可能だった。野田投手が歴戦のワンポイントでランナーが溜まっていようが絶対の信頼を置ける投手なら勝負する価値がある。しかし、今の野田投手の実力であの場面をまかせること自体がリスクの高い選択だった。またそれに代わり得る選択肢もなかった。

三つ目は、多和田投手続投で打たれたとしても投手を消費した上で逆転された昨日よりは勝てる可能性があったことである。仮に多和田投手続投でも逆転された可能性はある。しかし、同じ結果でも多和田投手が6回投げ切れば、7回から小石投手でしのいでおけば、打線が同点や1点差に追い上げた時に、勝つために1回限定で平井投手を使うなどの選択肢が生まれる。昨日のように6回で野田投手と松本投手をつぎ込んでしまっては、打線がもう一度追い上げてもベンチに投手がいないので勝つための継投ができない。tthgは7回以降打線にも中途半端に追い上げて更なる中継投手を使う展開だけは避けて欲しいと願っていたぐらいだ。

四つ目は多和田投手の成長のためである。球数も100近いし、3安打打たれている糸原選手は厳しい場面だ。しかし、多和田投手にはそれを抑える投手になってもらわないといけない。そう考えた時にあえてこの厳しい場面を経験させることは将来のための投資という面がある。あの場面で続投させれば、「お前にはこの場面を抑える投手になって欲しい」という首脳陣の信頼というメッセージを送ることができる。そしてその場面で打たれたのであるならば、多和田投手は昨日の結果以上に反省し次への糧にすることができる。経験しなければ、失敗もできない。痛恨の失敗も明日への糧にすれば意味がある。失敗の後その意図を知らせて、次への教訓を与えるなら明日への糧にできる。今の投手陣の状況を考えれば、この点を重く考えて続投すべきだった。

首脳陣には負けても次につながる負けを追求して欲しいと切に願う次第である。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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