山川選手のホームランよりも注目したい「足」(4/25対ホークス観戦記その①)
おはようございます。勝手に天王山と思っていたホークス戦に勝利が本当に嬉しいtthgです。
昨日の勝利は本当に大きい。去年のヤフオクでの悪夢のような連敗によるトラウマを克服し得る勝利だ。是非今日も勝ってトラウマ克服に努めて欲しい。さて、昨日の試合における勝因の一つは山川選手の2本のホームランだったことは間違いない。「去年と今年で何が違うのですか?」と聞かれたら「山川穂高がいる事」と言いたいぐらいだ。それぐらい昨日の活躍は素晴らしかった。
しかし、tthgはそれよりも注目したい場面が二つあった。一つは、3回表の山川選手のホームランの前に、源田選手が足で併殺を阻止した場面。もう一つは4回金子選手が内川選手の右中間への大飛球を俊足を飛ばしてキャッチした場面だ。前者は併殺であればスリーアウトで山川選手の満塁ホームランはなかった。後者は抜けていれば大量点に繋がる可能性があった。彼等の「足」がなければ大きく試合展開は変わっていた。地味なプレーだが、価値は山川選手のホームランに勝るとも劣らないものである。
そして、この足を重視することが辻野球土台である。こうした野球がしたいから、打率が悪くても金子選手は先発なのである。昨年は、打撃に不安のある源田選手、田代選手、木村選手がスタメンだったし、途中からは外崎選手を外野にコンバートしてまで使ったのである。残念ながら、田代選手や木村選手はレギュラーにはなれなかったが、源田選手や外崎選手は打力でも貢献できるようになった。ここに辻監督が目指している野球の本質が現れている。足に長打を絡めることで、その価値を大きく高めている。
足で一つの失点を防ぎ、足で相手投手を揺さぶっているからこそ、長打力が活きてくる。それが辻野球の本質である事を改めて感じさせられた試合だった。
観戦記②へ続く。
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