ユニの胸にスポンサー広告で億単位の増収を。

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これは正直、ファンの間でも賛否両論ある意見だろうが、ユニの胸にスポンサーを募って広告を出してもらってはどうだろうか。野球の世界では珍しいが、サッカーの世界ではユニの胸部分にスポンサー広告があるのが一般的だ。たとえば、イーグルスの親会社楽天はスぺインのバルセロナという世界的強豪サッカーチームのスポンサーになっており、契約額が「2億4560万ユーロ(約288億円)1」となっている。その見返りとしてバルセロナのユニの胸に楽天のロゴが印刷されている。

バルセロナが全世界にファンのいる超名門チームだから、この金額なのだが、流石に日本のローカルスポーツのライオンズにそこまでの価値はないとしても、ユニの胸という露出の高い場所への広告はそれなりの価値がある。例えば、球場の命名権だって、億単位で売買されているのだから、テレビ中継で多くの露出が期待でき、ファンが買うレプリカにも印字されるとすれば、球場の命名権より高い金額で入札される可能性は十分ある。

もちろん、伝統あるライオンズのユニに他社の広告が載ることに私も抵抗がある。先に例にあげたバルセロナは実は胸に広告がないチームとして長い間の伝統があり、広告導入時に色々議論があった。しかし、最終的に巨額の契約金のほうが重要という判断で導入された。

今のライオンズの球団経営を外から眺めていると、「伝統」や「プライド」にこだわって億単位のビジネスチャンスを逃して良い状況ではない。億単位の補強費又は施設整備費が入り、ライオンズが強くなるなら、ユニの胸に他社のロゴが入るくらいのことは許容すべきである。球団幹部には是非検討をお願いしたい。

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  1. PRESIDENT Online,2017年6月10日11時配信,楽天が巨額契約した”胸スポンサー”の価値より引用,2024年1月21日最終閲覧 ↩︎

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