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前半の試合運びがお粗末すぎて「源田選手のサードライナーが抜けていたら」と主張する気にならない。(2023年5月27日ライオンズ対バファローズ)

今晩は。娘の歯科の待ち時間に観戦していたtthgです。

最後の源田選手のサードライナーが抜けていれば違った展開もあったと言えなくもないが、tthg的にはその意見に首を縦にふる気にはならない。それまでの試合運びがお粗末過ぎてそれ以前の問題がありすぎたからだ。まず、初回高橋投手が不用意に真ん中に投げ込んだ球を森選手にツーランを喰らう。チーム状況的に先制されると苦しい中エースがこれでは厳しすぎる。もちろん、初回から絶対点をあげてはいけないという縛りの中、投げるのは決して楽な話ではないが、そこを乗り越えるのがエースである。加えて言えばメジャー云々と公言するならこれぐらいは当然やってもらわないと困る。日本で多少メンタルを揺さぶられたぐらいで失点しているような実力でメジャーに行っても通用するわけがない。


話は逸れたが、次に大きかったのは9回表の森選手のツーベースで失点したところ。まず、9回の髙橋投手の状態は球数以上に消耗していた。初回から明らかに全力で力を入れて投げる場面が散見され、8回にはストレートの球速が2-3キロ落ちていた。終盤バファローズの早打ちに助けられてはいたが、失点のリスクは高い状況だった。ここで継投するには勿体ない場面なので続投は正解だが、高橋投手には最後ぐらい踏ん張ってほしかった。

また、レフトからの返球を古賀捕手がこぼしてセーフにしてしまったのは痛すぎる。捕ったら完全にアウトだったとは言わないが、アウトにできた可能性は十分あるタイミングだった。2点も厳しい点差だが、今の打線では3点は本当に辛い。結果的に源田選手のサードライナーの場面で2点差で一打同点なら投手への重圧も変わってくる。(もっとも、2点差だったらワゲスパック投手が選択されたかは微妙だったが。)古賀選手も打てないのだからせめて補球ぐらいして欲しいところ。

これだけでなく、幾度となく拙攻があったのも事実だ。9回源田選手の前に今日大抜擢された渡部選手が一死二、三塁で三振。犠飛では足りない場面だが犠飛すら打てないでは辛い。渡部選手は初回にも二死二塁でレフトフライだった。昨日書いたように若手の爆発というのは数少ない解決策だが、今の若手というのはこんなものである。練習試合OP戦でさんざんチャンスを貰って打てなかった選手が数か月で本質的な改善があるというのは望み薄である。(もっとも、いきなり四番を任せるのもいかがかと思うが。)

それ以外にも2回と5回の先頭打者の出塁をいずれも併殺でチャンスをふいにしている。特に2回は佐藤選手の併殺のあと長谷川選手にポテンヒットが出ただけに、せめて進塁打でも打っておけば、、、。とボヤキタクなるのである。8回は代打栗山選手の代走に出た若林選手が盗塁失敗。終盤で同点のランナーでもないのに走って盗塁死はなんのための代走かという話になる。

この他に2回にエンドランで完全にアウトの二盗時に源田選手がタッチに行くときにボールをこぼしてセーフにしたり、3回茶野選手のセカンドゴロを外崎選手がエラーしたりとミスが散見された。これらのミスは直接点にはならなかったものの、髙橋投手のスタミナやメンタルを多少なりとも削ったことは確かである。打てないのに守備で足を引っ張ったら勝てるわけもない。

なお、中村選手抹消はあまりに痛すぎる。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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