抑え問題の解決は平良投手の抑え再転向ですべし。
今晩は。ライオンズの処方箋をあれこれ考えるtthgです。
Twitterにてお見舞いコメント頂いた方ありがとうございます。まだ体調は優れないのですが、ずっと更新しないままも嫌なので、先週日曜時点で書いた原稿で諸事情でアップしていなかったのものをアップします。色々時系列的におかしくなってますが、その点はご容赦を。
本題に入る前に栗山選手について。打率は1割台で二軍で再調整もアリかなと思っていたが、Twitterで打率は悪いけど出塁率は3割後半あると指摘されているのを目にして多少考え方を変えないといけないかなと感じた。ただ、OPSベースで見ると5割ちょっとでペイトン選手や柘植選手に劣る。四球は一つしかベースを進めないし、ヒットと違って他のランナーを先に進める効果も限定的だ。ここ1番で点を取るための代打としては期待しにくい。先発で使うとして中村選手に対してOPSベースで半分しかないのでDHでは使いにくい。使うとしたらレフトであるが、鈴木選手、若林選手の方がOPSベースで上を行くので守備面の差分を含めると使いにくい。一軍で役割があるとしたら、追いかける展開の先頭打者で代打で出て四球狙いの代打になる。
しかし、根本的な問題としてなぜ四球は取れるのにヒットが出ないかという点である。tthgが見るに、本来ヒットにできるコースを振り遅れてファウルになってしまうケースが多いのでは?と疑っている。栗山選手の150キロ以上の打率は近年1割台と苦手にしているが、たとえば筋力が低下してスイングスピードが落ちて140キロ台でも影響が出始めたのだとすると長期的に相手がど真ん中で良いから速い球をなればOKと割り切られたら四球すら期待できなくなる。それなら二軍でしっかり振り込んみ、打数を与えて結果を出してからあげる方がベターという結論になろう。いずれにせよ打率1割は問題である。
さて、前置きが長くなったが、抑え問題。増田投手で行くのか行かないのか、代役が誰なのかという点で混沌としている。tthg的には平良投手の抑えへの配置転換を提言したい。先発は與座投手、エンス投手、隅田投手を1枚とカウントすれば6枚は確保できる。先発の中では抑え適性が1番明らかなのが平良投手である。平良投手は先発一定の成果を残しているが、立ち上がりに不安があったり、ローテを一回飛ばしたりと、髙橋投手、今井投手、松本投手に比べると不安要素がある。一方で最近平井投手と佐藤投手は盤石とは言わないまでも勝ちパターンとして使える可能性を示唆している。そこに平良投手が加われば、一応後ろ3枚を確保できる。
現状與座投手、エンス投手、隅田投手に7回を投げ切る事は想定しにくく、後ろ2枚では極端に勝てる道が狭くなる。平良投手が加わり3枚後ろを確保できれば、與座投手、エンス投手、隅田投手が調子の良い時に6回投げ切り、継投で勝つという道が開ける。このパターンが加わる事で勝つ道は随分と広くなる。
更にもう一工夫として、青山投手と本田投手をエンス投手と與座投手の第二先発として固定起用したい。エンス投手と與座投手は今季中盤で崩れるケースが多く、6回持たない。そこで彼等の先発事は青山投手と本田投手を第二先発として3回程度補助させたい。青山投手と本田投手は緩急で抑えるタイプなので中継ぎ向きではない。さりとて2人もローテで回す程の力は無い。そこで、先発4回、第二先発3回を基本として2人で7回を賄いたい。
これらの対策を実施する事で、隅田投手先発時以外は先発と第二先発で7回まで投げ切れる可能性のある布陣になる。勝ちパターンを作っても毎試合彼等3枚に頼るのでは早晩息切れがくる。3人いても誰かを休ませて2枚で凌ぎできる限り連投を避け、3連投になる時はベンチから外したい。休ませる時は、ボー投手なり、森脇投手なりを使ってダメなら撤退を徹底したい。連投や3連投回避のためにも平良投手という最後の一枚がどうしても必要である。
問題は中継ぎを拒否している平良投手をどう説得するかだが、tthg的には素直に現状を伝えて抑え転向を打診したら良いと思う。現状を理解しても転向したくないというなら拒否したら二軍という条件を提示すれば良い。そんな強権的な話をしたらFAで出て行かれる可能性が上がるという事かもしれないが、メジャー志向が明確な平良投手について引き留めはそもそも難しいので今更何かあっても本質的に何か変わるというわけでもなかろう。
何より、後ろが脆弱な要因の一つが自分が先発転向を志願した事にあり、チームとして大きな問題が後ろの投手にあるという現状(しかも先発として完璧な仕事をしているとは言い難い)で、抑え転向を打診されてもそれを拒否するようでは、あまりに自己都合を優先させすぎである。後ろが整備されたら先発再転向の機会を与える事を条件とするぐらいはあり得てもここで完成拒否はtthg的には理解に苦しむ。こうした自己都合を選手側が押し通せる条件を作るのは、チーム規律の崩壊につながる。それは戦力としての平良投手を失うより問題だとtthg的には考える。
ただし、平良投手との契約更改での約束事を現場で反故にできないというならエンス投手、隅田投手、松本投手のうち誰の抑え転向が選択肢となる。1番抑え適性が高そうなのが松本投手だが、トータル先発の力の落ち具合1番高い。隅田投手ないしエンス投手を抑えにした場合、與座投手と隅田投手ないしエンス投手のところで第二先発を使えるため、先発と第二先発で7回を投げ切る確率が上がる。一方で抑え役として2人がどこまでやれるのか不明である。隅田投手はここでいきなり抑えをやらせて壊した場合のリスクが高くやるならオフからが妥当なので、代案としてはエンス投手を推したい。
追伸:與座投手が抹消されたのでこのプランは今週は実現不可です。早くて来週以降となります。
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
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