政府の水際対策緩和はライオンズの新外国人の入国へ朗報。一方で、水際対策は外国人獲得に「対日感情」という新たなハードルを懸念がある。

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今晩は。新外国人の早期入国を期待するtthgです。

今日はキャンプが雨天で室内練習だったので別の意味で話をしたい。今日の日経に下記の記事が掲載された。無料部分では最終的な結論が掲載されていないが、tthg的に重要だと思うのは、政府の外国人の入国規制について「ビジネス目的の入国は順次、段階的に広げる。」という記載されている。

これだけでは、具体的に「いつ」とは確定できないが、全国的な感染状況が「ピークアウトの兆候」という段階で入国規制の緩和が検討され始めた事は、ライオンズとしては新外国人の早期入国の期待が持てるのでありがたい話である。



一方で、下記は日経の2/11の記事だが、こちらは日本の厳しい入国制限に対して外国人の不満が溜まっているという事を報じている。(こちらも有料部分の記載になるが。)日本で就職している外国人が本国で親が亡くなっても帰国すると再入国できずに失業する懸念から帰国出来なかったという例も紹介されている。

こうした措置は外国人の日本への評価を大きく下げる可能性を秘めている。昨年は世界的にも入国制限が当たり前だったので目立たなかったが、世界的には「いつまでも行動制限していては経済が持たないから規制はしない」という国が増えてきた。そんな中、自国のオミクロン株が既に蔓延していて「新たな変異株の流入を防ぐ」という水際対策の主目的が失われているのに「厳格な入国規制を堅持する」という政策は外国人の対日感情という点から大きくマイナスである。

勿論、国内の世論として「感染拡大期に外国から新たな感染の火種を持ち込む事」に対するアレルギー反応もあるので政策的に難しい面はあるので一概にその政策の良し悪しは決められないし、それをここで議論するつもりもない。

ただ、こうした政策は今後外国人を獲得する際に「対日感情」という新たなハードルを作ってしまう懸念がある。例えばアメリカは、下記の通り屋内でのマスクすら義務撤廃とかをする州もあるぐらい解放的である。

そんなとこから日本に来て新たな変異が海外で拡大したから「親が亡くなっても帰国したらシーズン終わるまで再入国できません。」という厳しい規制をかけられたら「3Aで良いからアメリカに帰りたい。」という選手も出てくるだろう。あるいは、そういう噂を聞いた他のアメリカの選手が来日に慎重になる事も想定される。

これは政府判断なので球界としてはどうにもできない所ではあるが、あまりにも世界水準とかけ離れた水際対策は世界の中で国家として浮いてしまうので得策ではない。そして、そういう方向に向かうのは球界としては歓迎できない。上述の通り今回の水際対策は早期解除の方向のようだが、次回の変異株の際の水際対策についてどうなるかは、まん防の実施の有無を含めて注目点である。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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