清田氏の件で選手会が労働委員会にまで事を持ち込むのは疑問手

今晩は。選手会とマリーンズの対立が気になるtthgです。

プロ野球選手会が元マリーンズの清田氏の件で球団側に組合軽視などの不当労働行為があったとして東京都労働委員会に救済を申し立てていたそうだ。

tthgはこの選手会の申立ては疑問手だと考える。選手会による交渉は野球界のために大事な権利である一方で、むやみやたらと振りかざすべき刀ではないからだ。



下記の記事なんかを見ると、マリーンズ側に落ち度が全くなかったとは思わない。

tthg は下記の記事で書いたように解雇の直接の原因となった謹慎明け直後の不倫疑惑ではなく、一月の謹慎時から処分が軽いという見解だが、それでも上記の記事における球団の対応は少々やり過ぎという感はある。

清田への処分が軽いとtthgが考える理由。

しかし、それに選手会が一緒になって怒るというのはいかがなものか。勿論労組の交渉も法的権利なので蔑ろにしてはいけないが、権利保持とそれを行使するかは別問題である。正直に言うと「労組としての選手会が力を使うべきはもっと他の問題である」とtthgは考えている。

直近でもマリーンズは選手の年俸25%カットという方針があったとかで選手会が乗り出しきた。本件は結局選手と球団で折り合いがついて契約更改無事に進んだが、未だに観客制限の行方が不透明な現状では種火は燻っている。

選手会にはマリーンズとの年俸減額交渉について冷静な対応をお願いしたい。

このような状況で、明らかに清田氏の側にも大きな過失のある件で労働委員会にまで出て行くのはやり過ぎであり、今後のもっと致命的な交渉においてマリーンズ側の頑な態度を誘発する懸念がある。勿論、労組としてちゃんと交渉しないマリーンズに異議を申し立てるなとは言わない。しかし、それはもう少し穏やかに丁重にやるべきだ。

その結果、マリーンズが折れなくてその後は清田氏に任せれば良い。公の機関の第三者の所に持ち込めばそれなりに対立の根は深くなる。なんでもかんでも対立して自らの要求を突きつけるだけでは、まとまる交渉もまとまらなくなる。球界全体の財政が真っ赤な状況で選手会が優先すべきはもっと大きな問題である。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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