五輪から考えるCS時代の強いチームとは。
今晩は。五輪の野球は気が向かずパスしたtthgです。
何やらタイブレークでアメリカに勝ったらしい。それ自体は良い事だと思うけどこんな激戦をやってると最後にガス欠にならないか心配である。五輪は短期決戦で一戦必勝で後先考えずというやりかたしかないように見えるが、他競技では必ずしもそうでもない。昨日行われた陸上の男子百メートルは中国の選手が準決勝トップタイムで通過したが、決勝は下位に沈んでメダル圏内にも遠かった。詳しくないのでメカニズムはよく分からないのだが、解説を聞いていると、準決勝でトップギアで走ると決勝でお釣りがなくなるというのは定説のようだった。予選から決勝にかけて最後にMAXの状態で走れるようなレースプランみたいなものが必要という事らしい。
これは野球に当てはまるのではないか?例えば、トーナメントの最初の方で激戦を戦ったチームは中継ぎの疲弊でお釣りがなく決勝では厳しくなるという事はあり得る。もっとも、今回の五輪のフォーマットだと勝てれば試合数が少なくなるので余裕残しで負けるとリスクもあるので勝ちに行く方が得という側面はある。だが、予選では8分の力で勝ち抜けるような実力のチームが有利という所はあるだろう。
さて、同じような問題は近年のパリーグにもある。2017年以降は全てのシーズンでホークスが日本シリーズに出ており、2位でもCSで勝ち抜いてしまう。シーズンを勝てないのは若干衰えがあるというのは事実なのだが、一方で最後に辻褄を合わせるかのように9月以降に復調してくるのは流石である。それが必然なのかは判断つきかねるが、例えば、怪我人がいても焦らず治して回復させるとかは意図的にやっているように思う。
少なくともCSというフォーマットができた以上、そこに絶好調な状態に持って来れないと日本一はおろか、日本シリーズすら厳しい。これはある程度は運だが、確実に必然の要素はある。例えば、2019の平井投手みたいに最後に怪我して終了みたいなのは明らかに戦略ミスである。また、完投能力のある投手が皆無に近かったり、平井投手以外の中継ぎがダメすぎたりと戦力自体に乏しいという戦力上の理由もありった。少なくとも投打共にそれなりのレギュラープラス適度に主力が休めるバックアップまで揃えられるかというのはCSまであるリーグ戦に置いては大きな要素である。
以前ネットの記事で、ヤンキース自体の黒田投手が、ポストシーズンまで見据えて、調整を遅らせてシーズンインしたという記事を読んだ事が、あるが、選手個人としても同様の事が言える。これには黒田投手のようにリーグ上位の実力が必要であり、マックスの出力を出さずにある程度活躍できる実力がないとできない芸当だが、少なくともエースや主力打者には8割の出力である程度抑えられるような実力が欲しい。その上でCS以降が MAXになるような調整ができれば先へ進める確率は上がる。
答えはこれだけではないとは思うが、CS以降まで見据えたチーム作りができるようにならないと、いつまで経っても日本一奪還は運任せになってしまう。
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