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このままズルズル行く未来以外は想像できないのが現状。(2021年7月13日対マリーンズ観戦記)

今晩は。娘の宿題に付き合って更新が遅れたtthgです。

試合の大勢は松本投手の乱調で決まってしまった。今年は多少甘くても強い球で抑えるというスタイルを確立してから良くなった松本投手だが、今日は球に力がなかった。球速も140前半止まりが多かっただったし、真ん中付近をレアード選手に長打されてからやたらとコースを気にしすぎて自滅してしまった。3回からは開き直ってストライクは入るようになったが球の力自体は危ういものだった。一つだけエクスキューズがあるとすると2回先頭のエチェバリア選手のポテンヒットは源田選手が追い過ぎだった。レフトの栗山選手は明らかにチャージスピードを緩めており全力でダッシュしたら取れた可能性はある。基本的には前進の方が取りやすいのだから、源田選手が取れないならば栗山選手に任せるべきだった。これがアウトだったら多少は松本投手が楽な気持ちで投げてもう少しまともな結果だったかもしれない。


打線の方は7点差を良く追いかけたが、終始詰めが甘かった。3回の二点取った後の二死一三塁で山川選手に一本欲しかったし、5回は中村選手のホームランの後まだ無死だったので、そこから三凡で点取れず痛い。岩下投手は制球に苦しんでおり、ここで粘って四球でも稼げば他の投手の緊急登板などを誘発して一気に試合をひっくり返せるチャンスだった。結局そこで取れずに田中投手以下の継投にやられて岸選手のソロのみでは寂しい。

ベンチは6回二死一塁から武隈投手と平井投手を注ぎ込むなど相変わらずの浪費。今日は結果として抑えたが、武隈投手はワンポイントで出てきて一死もとれず、水上投手は制球が定まらず山川選手が難しいハーフバウントを処理うまく処理しなければ失点していた。そもそもの中継ぎの性能が低いのに細かく繋ぐことはリスクを伴う。結果明日連投になる投手が増えた。ギャレット投手や平井投手は連投すると次は全くダメというケースは多い。連投慣れしていない十亀投手も似たようなものだ。今日みたいにたくさん注ぎ込んだ挙句負けたのでは得るものなく疲労だけが溜まる事になる。

散々言ってきたことだが、こういう無駄遣い体質では例えチーム全体が奇跡的に好調になっても中継ぎのおつりがなくて失速するのは目に見えている。確かに渡邉投手の内容は不安があったが、彼の成長のためにも自分で出したランナーに責任を持って投げさせるべきだった。そこで彼が抑えれば、武隈投手と平井投手は温存できた。あるいは、ギャレット投手と十亀投手を節約することもあり得た。仮に渡邉投手が打たれたら田村投手を敗戦処理でロングさせれば良い。

仮に明日高橋投手が6-7回で降りたら平良投手までどうつなぐのか。そもそも不安の中継ぎに更に連投というリスクのある投手を無駄遣いしたら勝てるものも勝てない。まあ現場としては「もう負けられない」モードでとにかく可能性が低くても勝てる可能性はトコトン追及するという事なのだろうが、こういうのはギャンブルで借金が膨らんできたところに、種銭を借りて大勝負するようなもので、結局良い結果を産まない。正直、このままズルズル行く未来以外は想像できないのが現状である。救いはオリンピック休みがある事でそこで奇跡的に何か変わる事を期待するしかない。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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