明日からの二つは大きな分岐点。是が非でも2つ勝つべし。

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今晩は。不安と希望の中を行ったり来たりしているtthgです。

今日は本題に入る前に昨日の試合の前にライオンズが家族が来日できない所属外国人選手を励ますために下記のサプライズメッセージを送った件。これは本当に素晴らしい取り組みである。チームから「選手を大切にする」という意思がハッキリ見えており、こういう事の積み重ねがお金を積まれてもチームに残るという選択をしてくれる選手を増やすことになる。こういう知恵を絞って工夫する事はお金のないチームには必須である。

さて、今日の本題だが、今のリーグは全体を見渡すと、案外ライオンズにとって悪くない状況なのでは？という事について。まず、ハム以外が団子である事。今のライオンズは5割近辺だが、絶好調のチームが有れば7-8ゲーム開いていてもおかしくないが、現実は3.5しか1位と離れていない。これだけライオンズがもたついてもこのゲーム差は有り難い。

そして、首位がバファローズというのもライオンズに取っては有り難い。彼等は近年勝った事のないチームだ。今は好調でもこの先夏場の勝負所で実績のない選手が力を発揮できるのかという点は未知数である。勿論そこを乗り越えてくる可能性もあるが、ホークスのように勝負所で無類の強さを発揮して無双する確率は相対的に低い。

交流戦中は上位だったイーグルスは今日も負けて泥沼化している。このチームは最近スタートは良くても夏場近くなるとグタグタになり失速が大い。FAや外人など即戦力頼みの補強はチーム平均年齢が上がりがちで、今年は特に先発投手がベテランに偏り過ぎているきらいがある。また、外様の多いチーム構成は一端負け出すと不協和音が鳴り出すリスクもある。このママズルズルと行く懸念はある。

昨日まで戦ったマリーンズは打線が好調のはずが、随分大人しかった。このチームはレアード選手とマーティン選手が肝の打線だが、彼等は波が激しいタイプで絶好調が交流戦時期に重なっていた。例年のペースで行くとここから彼等がベースダウンして打てないという課題に直面する懸念が残る。

やはり仮想敵として一番脅威なのはホークスなわけだが、今年はホークス相手には勝ち越しており、2.5ゲームはまだまだ射程圏内である。そもそもホークスのチーム力の陰りというのは存在するし、まだ諦めるには早い。

という事で、ライオンズ抜きに周りの状況だけ見たら、希望はあるのだが、煮え切らない打線に、コマ数はあるけど信頼できない中継ぎ、枚数が足りない先発と課題は沢山ある。ただ、故障者の復帰や、調子の波が全体的に上がる時が来たら大型連勝できるポテンシャルはある。高橋投手、今井投手、ニール投手、松本投手で4本柱を作って、増田投手、平良投手、ギャレット投手又は森脇投手で勝ちパターンを形成し、十亀投手、武隈投手、宮川投手で第二グループを形成。佐野投手、与座投手がロング。平井投手、本田投手、内海投手、ダーモデｨ投手、上間投手あたりで5-6番手とかなら面白い。打線は中村選手、外崎選手の復帰と金子選手、岸選手、木村選手、スバンジー選手、メヒア選手などでボーダーライン争いして、主力の調子の波が合えば破壊力は十分である。

そこに期待するためにも明日からのイーグルス戦は連勝したい。相手は明らかに焦っており、今日などは負けてるのに松井投手だしてピンチを招くとか采配もグタグタ感が強い。いかにライオンズが本調子でなくとも一気に叩いて苦手イメージを払拭したい。それができれば未来は随分変わってくる。逆にこれでも連敗するようでは流石に「勝負は夏場」と言う資格もなくなる。そろそろイーグルス相手に負けるのは飽きた。明日明後日は大きな分岐点である。くれぐれも「生涯ライオンズ」から「地元愛」に目覚めた（生涯ライオンズ宣言の時も地元の球団はあったのに）男相手に2017CSの時のような無様な姿晒すようなマネだけはしないように。打者はそれがプロとして大恥である事を強く自覚して戦いに臨まれたい。