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ベンチの野手優遇は不適切。(2021年5月23日対ファイターズ観戦記)

今晩は。バランスを大事にするtthgです。

まず、tthg的に今日の試合は「どうしても勝利が欲しい一戦だった。」その一つの理由は打線全体が上向きだった事である。打線は水物であり、選手の好調時期が一致して5-6点取るの普通みたいな状態になる事はそうそうない。それが来たならばそこで連勝しておきたい。そして今のライオンズにしては珍しく平良投手とギャレット投手という主力中継ぎを休ませつつ3連勝できたので今日の試合は7回までリードすればそこそこ勝つ確率が高かった。そして交流戦という一つの区切りが目の前であったことだ。この区切りに突入するときに「連勝中」という心理的アドバンテージを持って臨みたかった。セパのリーグ格差を考えると上昇気流に乗ってそこに突入すれば一気に大型連勝というシナリオの確率を高める事ができる。そしてファイターズの状態を考えればそれは十分可能。それがtthgの試合前に考えていたことだ。


しかし、ベンチにはそういう考えはないようで源田選手と中村選手を「疲労を考慮して」欠場。「勝負はもっと先だ」という考え方自体は否定しないし、一つの選択だ。だが、野手にはこうした「配慮」ができるのに、投手には昨日森脇投手を一人だけのために登板させたり、今日怪我持ちの与座投手を敗戦処理のために「連投かつ回マタギ」という使い方をする。登板間隔のあいている佐野投手に2イニング投げさせれば最低「回マタギ」は避けれたし、3イニング投げさせて宮川投手を最後に残しておけば松岡投手が崩れても「連投」さえ避けれた。長期的展望重視なら投手こそ大切にすべきなのにその発想はない。そいうチグハグさはベンチが求心力を失うリスクがあり危険である。

試合について言うとアーリン投手に「初物左腕」というリスクの高い条件はそろっていたが、打線はノーチャンスではなかった。だがあと一本がでなかった。特に5回の一死一、三塁における若林選手の併殺が痛すぎた。平井投手は3回鶴岡選手のヒットエンドランにしてやられたが、(これとてヒットエンドランのセオリーとは違う大根切りのレフトオーバーなので不運だった面もある。)西川選手のところで抑えきれば致命傷にはならなかった。全体的には致命的に悪い内容ではなかっただけに西川選手のタイムリーが悔やまれる。

平井投手が3回の西川選手を抑え、5回の若林選手が犠飛でも打ち上げてくれたら勝つチャンスは十分にあった。冒頭に述べたような状況だっただけに、勝ち得る道があったのにそれを実現できなかったことは痛い敗戦だった。ただ、今週は平良投手やギャレット投手が休めたし、打線の調子が良い事は事実でこれをもって絶望という話ではない。交流戦中は3連戦のうち一つは大勝による「勝戦処理」で節約して勝つことを目指したい。またなぜか交流戦になると「代打」がちらついて投手を減らす傾向があるが、今年はそれは是非避けてほしい。柘植選手を入れるぐらいなら外して投手を入れるべきだ。変に代走マニアにならなければ熊代選手とて必要不可欠とはいいがたい。今日の試合で野手の「疲労」に配慮するならそれぐらい投手に配慮してほしい。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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