こんにちは。マリーンズを応援しながら更新しているtthgです。
今日のファイターズ戦はファイターズの選手のコロナ大量感染によって中止となった。正直言ってライオンズ的には、昨日あまりに痛い負けを喫したことや、中継ぎの使い込み過ぎであることを考えるとありがたい。ただ、とりあえず今日中止は良いとして明日以降どのように対応するのかという点は難しい。
例えば巨人の丸選手などは4/4に陽性報道があって4/20に実践復帰している。これを基準に考えるとファイターズの離脱者は2週間は戻ってこれない。これが一つの試合再開の目安であろう。あるいは今週中ぐらい様子見て新たな感染拡大がなければ残りのメンバーで試合をするというのも一つの案である。または、現在の東京などに出ている緊急事態宣言原中は自粛するか。
この問題は、今回だけでとどまる話ではなく、今後の球団の対応にも影響が出てくる。似たような感染者数を出した場合のメルクマールになるからだ。仮に現在離脱中の選手が全員復帰まで試合をしないとするとそうしたチームがいくつか発生してしまうと全試合の消化やCSの開催にも影響する。
そこで問題となってくるのは「どういうロジックで中止を決めたのか」という点である。下記の記事によると球団からのアナウンスは「試合は安心安全の確保を最優先に考え、中止せざるを得ないと判断しました。」ということである。
コロナショックの激震が走った。日本ハムは1日、新たにルーキー今川優馬外野手(24)ら4選手とコーチ1人、チームスタッフ2人を含む計7人が新型コロナウイルスの陽… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com) 日本ハム、コロナ感染10人で2日の西武戦中止「安心安全の確保を最優先」 - プロ野... - nikkansports.com |
ただ、「安心安全」というならば既に4名の感染者を出していた昨日の試合についてどう考えるのかという疑問が生じる。4名だったら安心で10名だったら危険というのはあまりロジックとしてなりたたない。本当に安心安全を最優先というなら4名出た時点で昨日の試合を中止して検査結果が出るまで待つというのが筋である。それをしなかったのは興行中止の経済的リスクや10名離脱の戦力的ダメージなどを勘案しながら決めたというのが実態だろう。
それは現場としてある意味当然の判断であり、感染のことだけ考えて運営するというのは無理である。だが、そうしたことでバタバタするのは野球関係以外の人たちに印象が良くない。本来であるならばこうした事態になる前に行政などと連携しながら中止の基準を決めておくべきだった。上記の記事では「球団はチームから多数の陽性者が発生した事態を重く受け止め、感染拡大防止の観点や、管轄保健所と調査を進めながら今後の対応を協議する」とある。ようはこれまでなにも決まっていなかったということだ。
それでは印象が悪い。先手先手で決めごとをしてそれにのっとって対応するのであれば、同じ対応でも「しっかり感染対策をしている」という印象を持ってもらえる。それが結果的に興行的なリスクを最小限に抑えることができる。現状では、必要以上に今後の開催をどうするのかという点に注目が集まってしまい、全員が回復するまで自粛という選択になるような気がしてならない。
個人的には感染者が出た時点(あるいは複数名陽性がでた時点)で選手やスタッフを隔離して検査を実施し、陰性のものだけで試合をするという決めをしておくのが最善だったような気がする。決めごとの内容はこれが絶対正解とは言わないが事前のきめがなかった事はNPBとして失態だった。
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
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