*本記事については補足と訂正がございますのでこちらの記事についても併せてお読み下さい。
今晩は。あまりしっくりこないtthgです。
気になるニュースが飛び込んで来た。元近鉄の金村氏がラジオ番組でイーグルスに復帰が決まった田中将大投手の肩や肘が壊れかけていると発言したらしい。
これが本当だとすると随分酷い話だ。イーグルスは故障で使い物にならない可能性のある選手に9億払うというお粗末な運営をしている事になるからだ。ライオンズファン的には勝手にやっててくれれば良いぐらいの気持ちになるところはあるが、当事者的にはたまったものではない。ちょっとしたスキャンダルである。だが、これは果たして真実なのだろうか。
tthg的にはあり得ない話ではないと考えている。まず金村氏が本件で全くの出鱈目を公の電波で語るのデメリットが大き過ぎる。週刊誌の匿名記事とかではなく実名なので事実でなかった場合にはイーグルスから厳しい批判を受けたり、イーグルス界隈で仕事をしににくくなる。だから、そこまでして全くの根拠ない話はしないだろう。そもそも田中投手は肘の靭帯の故障歴はあるし、下記のように肩痛も軽度ながら報道されている。年齢的に肩肘が致命傷になり得る怪我の兆候があるとしても不思議ではない。結局メジャー契約できなかったのは怪我の懸念が理由だとしたら納得がいく。
| ヤンキースは１２日（日本時間１３日未明）、田中将大投手（２８）が右肩炎症で１０日間の故障者リスト（ＤＬ）に入りすると発表した。１０日にさかのぼって適用される。… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム（nikkansports.com） マー君、右肩炎症で故障者リスト入り 球団が発表 - ＭＬＢ : 日刊スポーツ - nikkansports.com |
だから、田中投手の怪我は現時点で深刻ではないのかもしれないが、懸念事項である可能性はある。ただ、なぜ金村氏はこれを今暴露したのか。これが田中投手が日本に復帰して前ならば田中投手と契約しようとする球団に怪我のリスクを警告する意味がある。しかし、すでに契約が成立してしまった以上イーグルスは田中投手が無事に活躍してくれる事を祈るしかない。一応、今後田中投手が怪我で全く活躍出来なかったらイーグルスファンが「怪我の懸念があったのになぜ契約したのか？」と文句を言う材料にはなるが、金村氏の発言がなくても一般的にもリスクがある田中投手が怪我したら「ちゃんとメディカルチェックやったの？」と言う材料はすでにある。金村氏がここで暴露する必要性はあまりない。結果として残るのは楽天との間にしこりが残るだけとなりそうである。
一番しっくりくるシナリオは、金村氏がちょっと場を盛り上げ用として軽い気持ちでインサイダー情報を口走ってしまったというところではないだろうか。本件は真実であろうがなかろうが金村氏は少し軽率な発言をしたとtthgは考えている。
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
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