昨日の記事について金村氏の発言をラジオ放送そのものを聴いて再検証。

今晩は。自らを省みるtthgです。

昨日の記事についてsinndarさんより下記のご指摘を頂いた。sinndarさんのご指摘として一番大きな部分は金村氏のラジオでの発言については直接聴くべきと言うものである。その点についてはご指摘の通りなので今日ラジコを契約して聞いてみた。

拝見しました。
長くなってしまいましたので、
ワードから画像にして貼り付けさせていただきます。

誠に恐縮ですが、よろしくお願いします。 pic.twitter.com/CmPfWtmAmi

— sinndar2000 (@sinndarDerby) February 3, 2021

聴いてみると確かに金村氏が楽天を痛烈に批判したとかそう言う事ではない。むしろ田中投手個人について心配するというトーンだった。tthg的にはこの点については想定の範囲内だった。昨日の記事でtthgは下記のように述べたがこれは金村氏が楽天球団を批判する意図がなかったはずという認識に基づく発言である。

一番しっくりくるシナリオは、金村氏がちょっと場を盛り上げ用として軽い気持ちでインサイダー情報を口走ってしまったというところではないだろうか。

ただ、今読み返しみると前半に「スキャンダル」とか（楽天の）「お粗末な運営」と言った刺激的な言葉を使った上で金村氏が楽天から批判される可能性があると言ったことを書いたので、金村氏が猛烈に楽天を批判しているという誤解を世の中に広めてしまった可能性は否定できない。その点については謝罪したい。また、金村氏が楽天を意図的に批判したという事実はない事を断言して訂正したい。

それから、もう一度読み返して見たところ「イーグルスは故障で使い物にならない選手に」は言い過ぎだったので「イーグルスは故障で使い物にならない可能性のある選手に」に訂正しました。

ただし、金村氏の発言が楽天からしたら「余計な話」である事は事実だと思う。何故なら、金村氏の発言を聞けば「怪我のリスクのある田中投手に9億の大金を支払ったのか？」という疑念を持つファンがそれなりに出るからだ。ニュースにはそういうファンがいると報じられているし、ラジオを直接聴いてもtthg的にもその疑念は晴れない。特に金村氏が匿名の情報源がいるという事を口にしてしまったのは大きい。プロ野球関係者の知り合いが多くいるはずの金村氏がそうした発言をすればファンの疑念は増す。（「肘の靭帯や肩の故障歴、年齢を考えると9億は払い過ぎなのでは？」ぐらいに抑えて発言しておけば騒ぎにはならなかっただろう。）金村氏の発言で楽天は「リスキーな選択をした」という疑念を持たれた。その点に置いて楽天からしたら「余計な発言」である。

そして、昨日も書いたように仮にそれが事実無根なのだとしたら（楽天がメディカルチェックを正常に行い、危険なしとお墨付き得ていたら）楽天から厳しい批判の声が上がったり、楽天界隈の仕事で金村氏が除外される事も想定される。それから昨日の記事で「楽天が怒る云々」を書いた趣旨は「事実無根だったら猛烈に楽天が怒る話なので、金村氏なりには田中投手の健康面での不安について一定の根拠を持って発言したはず」という事で、本件で楽天が本気で怒るか否かは本論ではない。（ちなみにtthg的には楽天サイドもある程度真実性がある故にあからさまな抗議とかはやぶ蛇なので放置するのでは？と考えている。）

もう一つsinndarさんからはtthgの田中投手が「壊れかけている」という発言と金村氏の「勤続疲労が来ている」ではニュアンスが違うというご指摘を頂いた。「壊れかけている」tthgが昨日参考にしたネットニュースに下記のように記載されていた事に基づく発言である。

ある人物から田中の右肩・右ひじは既に限界に近いレベルまで消耗が進んでいることを聞いたと暴露した。

実際ラジオでも金村氏は下記のように発言しており、個人的には「壊れかけている」とまとめるのは問題ないと考えているが、その受け止めについては読者にお任せしたい。

僕の情報では毎年帰ってきて肘のメンテナンスしたり、相当酷使してるからね。相当傷んでるようには聞いてんねんけど

sinndarさんからのご意見の後半にある楽天の場合は田中投手が怪我でダメでも広告効果を見込めるのでペイするというのはその可能性は十分にあるだろう。ソフトバンクも松坂投手の高額投資で活躍出来なくても松坂投手が報道される度に「ソフトバンク」と評価される事でソフトバンクの携帯の契約が伸びるので問題ないみたいな記事を読んだ記憶がある。楽天の場合はモバイルだけだなく通販があるので球団単体赤字は究極問題ないのかもしれない。その辺はsinndarさんご指摘は基本的にごもっともである。（基本的にと注釈をつけたのは三木谷さんは球団単体赤字も許容できないとなる可能性もあると思うので。）ライオンズの場合全国的な商圏を持っていないので、球団の広告塔としての価値は低い。それは今年ライオンズが他球団よりも節約傾向だった事と無関係ではないだろう。それは金村氏の発言とは別にライオンズファン的に頭の痛い所である。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

本記事を評価頂けるようでしたら下記のバナーのクリックをお願いします。本ブログのブログ村におけるランキングが上がりtthgのモチベーションになります。

にほんブログ村