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tthgが小深田選手を新人王に推したもう一つの理由。

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今晩は。個人賞に興味の薄いtthgです。

平良投手が新人王を獲得した。まずは平良投手おめでとうございます。ただ、下記の動画で語ったようにtthgは今年は小深田選手が取るべきだと思っている。


理由としては平良投手が純粋な新人ではない事だ。詳しくは動画の方を見ていただきたいが、全くの新人の小深田選手の出した成績の方が新人王には相応しいと思う。おそらく、その観点から僅差で投票した人がいるので僅差で決まったのだと推測している。だが、結果としては純粋にパフォーマンスとしてインパクトのあった平良投手が選ばれるというのも妥当な結論だ。(tthgの意見と違うが納得はできる。)


ところで、このブログはライオンズファンが多く見ているであろうブログなので、小深田選手を推すというtthgの意見に反感を持つ方も多いだろう。tthg的にはイーグルスとのアレな関係とかを考えると思う所もあるが、それはそれ、これはこれだと思っている。(NPB公式が「栗山巧(E)」とか書くのは許容できないが)

ただ、そういう賞の受賞は客観的に見て決めるべきという考え以外にtthgが野球の個人賞やタイトルに興味が薄いという理由もある。黄金期は毎年のように何人もライオンズの選手が選ばれるが「ライオンズから沢山出るのは当たり前だよね。優勝したし」ぐらいにしか思った事はない。なぜかというとtthgの興味はライオンズのチームとしての勝ち負けだからだ。優勝出来ずにたくさんタイトル取ろうがベストナインに何人選ばれようがtthg的には大した価値はない。逆に優勝したらタイトルやベストナインなどあらゆる賞にライオンズの選手の名前がなくても全く構わない。

高校生の時、森祇晶氏の著書で無冠の帝王と言われた清原氏に向かって「日本一のチームの四番は一人しか存在しない」と励ましたエピソードを読んでこれがチームスポーツの最大のタイトルだと思った。清原氏はチャンスではホームランを狙わずにチームのために犠飛や右打ちで打点を稼ぐ事ができる選手だった。そういう選手だから個人タイトルを取れなかった。でもチームに取っては清原氏こそ中心だった。それが森氏の意図している事だ。(試合が大差の時などには集中できないという理由もあったらしい。打点王は取っていないが下記の通り勝利打点王というマイナータイトルを88年に獲得している事実はそれを裏付けている。)

また、一年良くても残りは泣かず飛ばすよりリーグ5位内のホームランを何年も続けた方が価値は高い。低レベルの争いで取った最多勝よりハイレベルな争いの中で2位の方が価値が高い事もある。新人王やベストナイン、ゴールデングラブとかは記者の主観もあるので尚更その価値は絶対的なものではない。

tthg的にはには、個人賞はあったら嬉しいけど不可欠な要素ではない。むしろ、清原氏のように優勝したチームの中心として活躍してれる事の方が嬉しい。そういう考えなので平良投手の新人王もあまりこだわりがない。新人王に小深田選手を推したのはそういう理由もある。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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