X

二兎追う者は一兎も得ず。(2020年7月4日対バファローズ観戦記。)

今晩は。ライオンズの浪費に頭が痛い。tthgです。

今日の最大の分岐点は8回頭の継投である。松本投手を降板させた事が絶対の間違いとは言わない。松本投手に疲れは見えていた。しかし、森脇投手の選択は極めて疑問である。森脇投手の信頼度は疲れた松本投手より低い。森脇投手を出すなら松本投手続投である。今後の屋台骨となるべき松本投手が苦しい中で8回に挑む事には大きな意味があった。それはある意味打たれても残る財産である。

一方、変えるならなぜ浜屋投手でないのか?という疑問もある。今日使えそうな中継ぎでは1番信頼度のある投手だと思うのだが。更に問題なのは森脇投手という信頼度の低い投手を出しておきながら、その後で小川投手や宮川投手というより信頼度の高い投手を出すのは理屈に合わない。彼等を出す気があるなら頭から使って確実に抑えるべきである。彼等とてランナーがいるとこで出るのか頭から行くのかでは抑える確率は全然変わってくる。疲労のリスクを負うなら彼等を抑える確率の高い所で使うべきである。


もう一つ考えなくてはいけない点は「なぜこういう事態になってしまったか」という点である。まず、木曜日に本田投手を早めに替えて勝ちパターンを惜しみなくつぎ込んだ事が始まりである。ただしこれは連敗したくないという意味で最低限理解できる所はある。問題は昨日である。先週末から中継ぎはフル回転で余裕がない。ニール投手が打ち込まれた失敗をなんとか取り返したものの同点止まりだった。勝つためには更なる打線の援護が必要な中、疲労している勝ちパターンを注ぎ込みまくった。勝ちパターンの疲労度からすれば最低でも勝ち越すまでは我慢すべきであり、浜屋投手のロングを使うべき所だった。その結果が今日である。なまじ昨日勝ちに行って勝ち切れなかったために今日苦しくなった。更に今日森脇投手が打たれたら慌てて替えて更なる浪費に繋がった。昨日勝てていたなら小川投手と宮川投手の浪費は防げたはずだ。まさに二兎追う者は一兎も得ずの典型例だった。

とは言え選手のプレーも決して良くはなかった。4回3点取った後のなお一死二塁からの栗山選手と木村選手の連続凡打と8回源田選手の二塁打による一死二塁からの外崎選手の山川選手の連続凡打は責められるべきである。森脇投手とて折角抜擢されたのにこれではあまりに寂しい。唯一先につながりそうなのはビハインドだったとは言え9回にテンポよく三凡だった田村投手。ストレートとほぼ似たスピードでくるシュートは磨けば光るものはある。

折角ホークス相手に勝ち越したのにここでバファローズ相手に負け越しは許されない。だなら明日は山本投手だろうと勝たねばならない。勝ちパターンは使える状況なので先に打線に援護してもらいたい。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

本記事を評価頂けるようでしたら下記のバナーのクリックをお願いします。本ブログのブログ村におけるランキングが上がりtthgのモチベーションになります。


にほんブログ村


にほんブログ村


本ブログは管理上の理由からコメント欄を停止しています。コメントがある場合は、お手数ですが下記のツイートのリプでお願いします。

twitterでフォロー

tthg: