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最大のポイントはホークスが連投の岩嵜投手を使ってくれたこと。(2020年6月27日対ホークス観戦記)

今晩は。岩嵜投手の状態は悪いと確信したtthgです。

二戦連続でホークスの敗戦の原因となったのは岩嵜投手だった。今日の初めの方は昨日よりはストレートが良かったように思うが、基本的に球が高い。そして、源田選手に内角高めをショートオーバーされたとこが大きな分岐点だった。怪我前の岩嵜投手のストレートだったらショートフライだった筈のコースだった。次の外崎選手にヒットされた球も本当に力があったら内野フライでも良いコースである。球速的にも源田選手の4球目を境に一球も150キロを超えていない。更には中村選手の打席以降は明らかにフォーム的にもバラバラで変化球が多くなった。木村選手の打席は全て変化球の上高めに抜けまくりだった。これらの事実は岩嵜投手のストレートの威力は本来のものではなく多少良くても10球程度で威力が低下する事を示している。少なくとも勝ちパターンとして使える状態ではない。


それでも起用した工藤監督の采配は基本的に間違っていたと思う。若い身体に問題ない投手だったら打たれた直後に使って信頼度合いを伝えるとか、自信を回復させるという理解もできるが、怪我明けで連投は出来るだけ控えた方が良い岩嵜投手でやる話ではない。どうしても出さなくてはいけないというならまだ分かるが、高橋礼投手は今週投げておらず、スタミナ的に後1回投げられたはずである。(それも難しいぐらい高橋投手の状態が悪いなら下でキッチリ作らせる方がベターである。)ライオンズ的には貴重なセットアッパー候補の岩嵜選手にダメージを与えたことは大きい。

そういうわけで今日の勝ちはホークスの采配ミスという面は大きいが、全くの棚ボタだったかというとそうでもない。松本投手は壊滅的にダメだったが、その後の投手は0で抑えた。基本的にこうした逆転は後に投げる投手が0で抑える事が前提になるので非常に大きな投球だった。打つ方は相手に先制されて更には加点されるという展開ながら心が折れずに打ち返した。ある意味こういう打席の底力を見せつける事は次の試合以降にも以降のホークス投手陣に大きくのしかかるので大きな勝利だった。

明日については継投をどうするのかという課題がある。今日の中1での宮川投手の回跨ぎはルーキーの使い方しては問題のある使い方だし、主力中継ぎを軒並み使ってしまった明日無理をさせるのかというのは大きなポイントだ。tthg的には与座投手は6回がMAXであり榎田投手を上げて第二先発で使いたい。

打者の方は今日抜擢した鈴木選手とたたみかけたいタイミングで3タコの木村選手のどっちを使うのかという問題がある。(森選手と栗山選手がスタメンに戻って来ればどちらかは下げないといけない。)昨日の満塁ホームランに引きずられて木村選手となりそうだが、木村選手が時折劇的に活躍しても続かない事は通常運行だ。鈴木選手は今チャンスを与えて伸ばすべき選手であり、適任者未定の1番で結果を出したのだから明日も使うべきである。なお、基本的に足や走塁で貢献し得る金子選手より木村選手を下げるべきというのがtthgの基本コンセプトである。

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