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崖っ淵で踏みとどまったことは素晴らしい。しかし、それを喜んでばかりもいられない。(2020年6月26日対ホークス観戦記)

今晩は。早々諦めてしまったtthgです。

正直に言うと7回の山川選手のエラーで諦めた試合だった。山川選手のエラーは極めてタイミングか悪かった。100近く投げて限界に近いニール投手がこのピンチを切り抜ける事は難しい。さりとて今の中継ぎにホークス相手にランナーを2人も置いて抑え切れるレベルの投手はいない。強いて言えば平良投手だろうが正直制球力が不安で小川投手や平井投手と大差がない。そして案の定2人が逆転を許した。後は淡々と試合が流れるかと思いきや木村選手のグランドスラムで逆転。


8回にモイネロ投手でなく岩嵜投手が出てきた時にtthg的にはもしかしたらという印象を受けた。なぜかと言うと、前回の岩嵜投手の投球を見たら力感を感じなかったからだ。特にフォークの時に顕著なのだが、怪我する前のキレが感じられない。150出てもモイネロ投手のそれとは違い何か速さがを感じない。回転数なのか分からないが全盛期の岩嵜投手とは何か違うと思っていた。

今日の投球を見てもその印象は変わらない。ストレートに力がない事は本人も自覚しているのだろう。やたらとフォークが多かったし、それを見切られているのはストレートに力がないから惑わされないからだと推測される。木村選手がホームランした球だって本当に球の力があったらポップフライか空振りであろう。岩嵜投手の怪我前なら恐らくそうなっていたはずである。

そういう意味では逆転した事は素晴らしいがその意味を勘違いしてはいけない。決して本調子とは言えない岩嵜投手が出てきたから勝ったのである。工藤監督は三連投のモイネロ投手で勝ちにこなかった。それは先に2勝しているチームの強みであり、敵地での6連戦で3つ勝っておけば大火傷しないという余裕を感じる。高橋礼投手でこなかったという所も似たような文脈である。

こちらとしては後二つ勝ちたいわけだが、結果としては向こうは森投手まで温存していて後一つ勝っておけば問題ないという状況だ。こちらは今日良かったとは言え、虎の子の勝ちパターンのギャレット投手と増田投手を使ってしまった。彼等に三連投させるのは嫌だが、大勝できる可能性も低い。ニール投手で負けてズルズルと行きそうなトコを踏みとどまったのは良いが、手放しで喜んでもいられないというのが妥当な判断であろう。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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