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希望と不安の交錯する対ホークス初戦。(2020年6月23日対ホークス)

今晩は。とりあえずホッとしているtthgです。

とりあえず開幕して初めて山賊打線を見る事ができた。本当の意味で打線になった野手の功績は大きい。野手の側で1番大きいのは2回の攻撃だろう。中村選手と木村選手は高さは高かったがコースとしては1番遠い所に来た150キロ近い球をきっちりヒットにした。そして今日の別れ道だと思っていたスパンジー選手の打席でグランドスラム。確かに高かったが内よりのコースとしては簡単ではなかった。それを打ち返したスパンジー選手は素晴らしい。これを機に復調してくれたらとは思うのだが、tthg的には懸念もある。それは打者としてのスパンジー選手は当たる時はトコトン良いけどダメな時は何打席あろうとダメというタイプなのでは?という懸念である。今日は苦手のように見えた左腕だったし、3打席目はかなり低い目のカーブをヒットにしていたりした。そうかと思えば開幕シリーズでは得意の高目も打ち損じているケースが目立った。これらの傾向は相手云々より自分の調子次第の打者という可能性を示唆する。仮に固めウチはするけどそれ以外からきしダメでは数字が良くても上位には置きにくい。その辺はまだもう少し経過観察である。


投手については点数ほどの良い点数はつけられない。実質勝負したと言えるの平良投手までだが、各人共に課題があった。特に高橋光成投手はかなり結果オーライの球が多かった。グランドスラムでもらった点を直ぐ半分差し出してしまい、次の回も外崎選手が先頭長谷川選手の強いゴロを好捕してくれなかったら危なかった。あれが抜けていれば次の今宮選手のヒットで無死一、二塁だった。前の回満塁から1点しか加点出来なかった拙攻と共に流れを根こそぎ持って行かれて立場逆転になりかねない投球だった。エース候補としてはこの結果オーライの投球では物足りない。

平井投手は良い球と悪い球の差が激しい。ランナー背負って出てきたとは言え、平井投手に求められるのはこういう時に0で抑えて流れを止める投球である。やはり去年の勤続疲労的なものは感じる。平良投手は先頭の死球があまりに勿体なく、最後は力でゴリ押しした感じである。ゴリ押しできるのが持ち味なのだが一歩間違うと危険な内容だった。

ただ、一つ良かったと思うのは6日のピンチを平井投手への早めの継投で凌いだ後回跨ぎがなかった事。ここには投手コーチの考え方の差と曲がりなりにも平井投手の代わりを任せられる平良投手が存在している事の大きさを感じる。更に言えば8回をギャレット投手ではなく宮川投手を出せることによってギャレット投手と増田投手を休ませる事ができた。過密日程の中、ある程度ローテできる中継ぎがいて采配にも休ませるという発想がある事は去年と違い希望が持てる点である。

まだまだ、不安も多いライオンズだが、最大の長所である打線でホークス相手に一つ勝った事は大きい。明日からも厳しい戦いは続くがなんとか踏ん張って欲しい。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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