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采配に疑問多し。(2020年6月14日対マリーンズ観戦記)

今晩は。勝ったけどスッキリしないtthgです。

今日はまず良かった点から。与座投手か二巡目も抑えた事は大きい。これで先発としてやっていける可能性か開けた。また木村選手か二試合連続で試合を決める一打を打った。一般的な評価と違いセイバーで見ると守備指標が悪い木村選手は打たないと厳しいのでこういう活躍はレギュラー定着には必須。


一方で、首脳陣の采配は問題だった。与座投手を6回続投させたなら少なくと同点までは投げさせるべき。練習試合の結果として打たれても次回への課題として本人が受け止めれば何の問題もない。交代で出した投手がルーキー浜屋投手というのも問題である。なぜなら、浜屋投手はまだいきなり二、三塁とかで出すべき投手ではないからだ。彼は回の頭から1イニングを抑える段階の投手である。それをこんなプレッシャーのかかる場面で使って打たれてメンタル的なダメージが残って調子を崩したりされたらたまらない。結果2点取られて満塁で田村投手にスイッチしたが、田村投手の投げた球からすれば井上選手が本調子だったらグランドスラムで試合が壊れていただろう。田村投手とてこんな場面でいきなり抑える事を期待するべき投手ではなく、あわやグランドスラムは必然である。ピンチになるとコロコロ投手を替えて浪費した上で負ける最悪な結果になりかねない采配だった。

今日も守備でミスをした森越選手を未だに使い続けるのは理解できない。リーグが違うが二軍で打てない選手が守備でポロポロやって使われるのは道理がない。また、6回のチャンスの投ゴロで全力疾走しない金子選手はなぜ替えられないのか。代わりがいないなら分かるが、鈴木選手がこれだけ結果を出してらのだから使う意味がある。打てないだけなまだしもチャンスでボテボテのゴロなんだから少しでも足でプレッシャーをかけるべきである。足のある金子選手ならその全力で走る事の意味は大きくそれすらできない金子選手には厳しい評価をしなくてはならない。今日は采配の疑問が多い試合だった。

各回におけるtthgの感想を下記にまとめておりますのでこちらもご覧下さい。

1回表
与座投手の立ち上がり。やはり今日も相手はタイミングがあっていない。コントロールもまとまっているし一巡は抑えそう。

1回裏
美馬投手の立ち上がり。制球が定まらず山川選手のスリーランでライオンズが先制。森選手の小フライを藤岡選手がわざとワンバンで取ってダブっていたら違う展開もあり得た。

2回表
与座投手はこの回はあまり制球は良くなかったが打者のタイミングが狂いまくり。やはり二巡目が課題。

2回裏
木村選手と金子選手が連続三振。2人のキャラとしてアウトになるにしてもゴロを打たないとダメ。対照的にスパンジー選手と源田選手は連打。現状の打順通りの結果。なお、森選手は2打席連続で得点圏で凡打。痛い。

3回表
与座投手が藤岡選手に死球を与えて今日初めてセットポジション。福田選手を三振で0。最後の球は審判に助けられた気もするがギリギリのコースに来ていた事は評価できる。

3回裏
美馬投手が三凡。山川選手と中村選手は打ち損じ。外崎選手は当たりはが良かったがショート正面。キッチリノックアウトしたい内容だった。

4回表
与座投手が多分初めて二巡目をキッチリ抑えた。制球もそこそこだし、三振も取れている。ただし、レアード選手のレフトフライはタイミングを外したのか打ち損じだのか不明。後者なら不安も。

4回裏
美馬投手はこの回も真ん中付近が散見される不安定な投球なのに三凡。こういう攻撃が後に響く。

5回表
与座投手。ここも三凡。ボール先行でタイミングを外してゴロアウトを取ってこれる投球は魅力的。

5回裏
東條投手が登板。スパンジー選手の四球の後源田選手にバント。変わりバナに制球か定まらない投手相手にアウトを上げる作戦は良くない。森選手ヒットでスパンジー選手が突っ込んでアウトは微妙だが、好調山川選手の前という事を考慮すれば止めるべきだったか。山川選手は強いあたりのサードゴロ。これは仕方ない。

6回表
与座投手が連打を打たれた後、角中選手のレフトフライで一死二、三塁になったところで浜屋投手にスイッチ。ここで使うのは浜屋投手に可哀想。確かに球がバラツキ痛打されガチにはなっていたが、ここで変えるぐらいなら頭から変えるべき。結果浜屋投手は2点失ってなお満塁で田村投手にスイッチ。井上選手がど真ん中を打ち損じてくれてことなきをを得たが典型的な後手後手采配で投手を無駄遣いして結果も悪くなりガチな采配。

6回裏
田中投手が登板。二死からチャンスを作って金子選手がボテボテの投ゴロ。アウトは仕方ないがここで全力疾走しない金子選手はあり得ない。全力疾走できない痛みでもあるなら休ませるべきだし、しないなら二軍である。

7回表
ギャレット投手が登板。三凡だが、菅野選手のセンターフライはバックスクリーンでもおかしくない当たりだった。

7回裏
イーグルスから移籍した小野郁登板が登板。度胸満点のピッチングで福田光選手のエラー一つに抑える。投手コーチの吉井氏が好きそうな投手で指導方が合っているのかもしれない。

8回表
宮川投手が登板。良い球と悪い球の落差が大きい。失点については牽制のリクエストへの判断が不運だったのと森越選手のエラーも原因なのでそこまで気にしない。守備の人で取ったはずなのに捕手からの送球を逸らす森越選手は真面目にいらん。

8回裏
外崎選手のツーベースを起点に木村選手のヒットで追加点。マーティン選手のマズい守備でヒットだったが犠飛には十分な打球。二日連続クラッチヒットは評価できる。逆に金子選手や山野辺選手は打って欲しかった。なお解説の石井丈裕氏の山野辺選手について「守備は申し分ない」はあまりに勉強不足。

9回表
平良投手が登板。球の力で抑え込む投球。持ち味は出していた。毎日チャンスを与えられる鳥谷選手をマリーンズファンはどう見てるのか。うちの森越選手と同様意味が分からない起用。

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