X

価値のある敗戦(10/2対イーグルス)

この記事はプロモーションが含まれています。

ライオンズ:1
イーグルス:2

お品書き
・価値のある敗戦
・レジェンドの意地と技術の一打
・自身が確信に変わる

・価値のある敗戦
今日の敗戦が全く痛くなかったかと言われれば、そうではない。CSで当たるイーグルスには勝っておくべきである。しかし、今日の負けは決して価値のない敗戦ではない。第一に則本投手に6回で130球を投げさせた。一本のヒットが出なかったが十分則本投手を攻略できていた。5回裏の浅村選手の良い当たりのレフトフライが抜けていたらおそらく則本投手は決壊していただろう。少なくとも今シーズンのライオンズ戦での相性の悪さが則本投手の中で払拭されたということはないだろう。相手のエースが来ても戦えることを証明したことは価値がある。

もう一つは、「痺れる戦い」をもう一試合できることである。前にも書いたが、今のライオンズは若いチームである。勝利の味を知るものは実質てきに中村選手と栗山選手しかいない。今のライオンズにとってCS争いの厳しい戦いを経験することは非常に大きい。そこで勝てれば最高だが、負けても次につながる経験になる。今日勝ったなら、明日は限りなく消化試合になる。明日エースで痺れる戦いができることは大きな価値がある。今日は負けても価値があったが、明日はCS第一ステージへ弾みをつけるために絶対に負けてはいけない。エースとはその試合を勝ちに導く投手である。明日痺れる戦いを勝って強いライオンズへの一歩を踏み出してほしい。

・レジェンドの意地と技術の一打
4回の今日唯一の点を取った中村選手の一打は「レジェンドの意地と技術」の凝縮された一打だった。おそらく、速いストレートに振り遅れる場面が増えた来た中村選手に変化球より則本投手の剛速球の方が抑える確率が高いと嶋捕手が考えたのだろう。ストレート一本やりの配球だったが、中村選手が意地で打ち返した。まだまだ、狙えば剛速球も打ち返す技術があることを証明した。このレジェンド7番はCSでも相手の脅威になるはずだ。今シーズン中盤まで4番だった選手が怪我明けとは言え7番というのはメンタル的に難しいポジションであるはずだが、自分の仕事ができる中村選手はプロの鏡である。

・自身が確信に変わる
とは、昔松坂投手がイチロー選手を3つ三振を取った時にプロでやっていける確信を得たという意味で使った言葉だが、今日の高橋(朋)投手の投球に対する私の感想も同じだった。高橋投手は確実にCSで戦力なる。そのことを確信した。高橋投手が使えるなら、救援陣の幅が広がる。シュリッター投手が打たれているので、もう一回シュリッター投手が打たれたら、高橋投手がセットアッパーも有りだし、シュリッター投手がいけるなら、7回を任せて、牧田投手を先発あるいはロングリリーバーとして早い回からつぎ込むというのある。今シーズンホークスが高橋投手の球筋を見ていないというのも大きいアドバンテージである。この意味でも価値のある試合だった。

ライオンズに関する他の人気ブログはこちら

にほんブログ村
プロ野球に関する他の人気ブログはこちら

にほんブログ村

Xでフォロー

tthg: