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プロ野球6.19開幕はアリ?

今晩は。プロ野球の現状にこころが痛いtthgです。

2日間甲子園中止絡みの記事を書いてきたので今日はプロ野球について書きたい。プロ野球の方は下記の通り6.19で開幕する方向で動いている。

 政府は14日、新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言について、39県の解除を決めた。安倍晋三首相(65)は、東京など8都道府県に関しても、期限の31日を待たずに可能であれば宣言を解除すると表明。21日をめどに専門家の評価を聞く。大会の延期や中止が続くスポーツ界にも、ようやく“出口”が見えてきた。最短で6月19日の開幕を目指しているプロ野球の動きも、加速する。
プロ野球、6月19日開幕へ加速 緊急事態宣言39県解除で - SANSPO.COM(サンスポ)

8月の甲子園が中止と言ってるのにプロは来月からやるのか?という疑問もありある所だが、tthg的にはプロと学生野球では判断基準が変わる事は有りだと思っている。なぜならプロは既にそれを本業としているからだ。甲子園関連の記事で何回か書いてきた通り、学生は法的に「学業が本分」であり、本業の勉学を休んでいる中で部活だけ再開では道理が立たないからだ。プロはその絞りはないので、独自の判断で営業を再開することは有り得るというのがtthgの見解である。


だが、そうだからと言ってなんでもかんでも再開すれば良いという事でもない。tthg的には最大の問題は「再開する経済的メリットはあるのか?」という点である。現状再開しても無観客が前提なので収入は放映権呂だけになる、それだけで経営を維持できるのだろうか。tthg的には下記の記事で書いたように無観客でやるならそれに伴う増収策を練るべきというのが自論である。それがしないで無観客でやって経済的利益も中途半端の無観客をやるのはプロが感染源として社会的批判を浴びるリスクに見合わないというがtthgの基本的考え方である。

また、本件に対しては下記の通りsinndarさんや首都圏さんが「第二の藤浪選手が発生した時のリスク」を懸念される記事を書いている。

6月19日開幕は最短の場合のようです。https://news.yahoo.co.jp/articles/9e1aac7bc1f890c198da97c311…
『開幕は6月26日、7月3日も候補、CSは実施しない?本当に開幕に不安はない... - 首都圏でプロ野球観戦(ライオンズを中心に)

さて、明日から西武は練習を再開します。 西武は18日から投手、野手合同の分離練習を開始 「投手が打撃投手」など、より実戦的な練習可能に 5/17(日) 5:30配信  西武はあす18日から球団施設を利用し、投手、野手合同の分離練習を開始すると16日、発表した。若手組が午前、...
6/19開幕を目指して各球団が動き始めているが。。。先行事例となる台湾や韓国を見... - 下手の横好き(馬と獅子が好きです)

仮に無観客に増収策を講じてもこの問題は大きい。選手の隔離などしても完全なノーリスクにはできないし、社会的非難はある意味理論や数字を飛び越えてやってくる。距離を取って観客を入れたりすれば尚更である。社会的に非難の的になってしまったら最後そのダメージはデカすぎるというのは全く持ってその通りである。

一方でこのままシーズン中止になったら身売りや球団消滅という事態を想像する必要もあるとtthgは考えている。3-4月の開幕延期の時とは打って変わってかなり見切り発車的に開幕したいと野球界の空気が変わり始めたのはそうした事態への恐怖もあるように思う。例えば、下記の記事は憶測と断ってはいるが野球界が開幕したいために6/19開幕の世論を作るためにメディアへリークが行われたのでは?と指摘している。あまりに唐突に出てきた6/19開幕の経緯を考えるとあながち邪推とは言いがたいとtthgは考えている。

何だか〝既定路線〟になっているようだ。新型コロナウイルスの感染拡大で延期を余儀なくされているプロ野球の今季開幕日についてである。11日にNPB(日本野球機構)とJリーグの合同で行われた「第7回新型コロナウイルス対策会議」で専門家チームは現時点でシーズンの開幕や再開の日付を決めるのは難しいという見解を示した。
プロ野球開幕、最短「6・19」に生じる〝矛盾〟 - WEDGE Infinity(ウェッジ)

あまり準備せずに突貫工事で開幕に突き進むのは良い結果を産まないと危惧しているが、身売りや消滅の危機を感じてしまっているとしたらオーナー会議に冷静な結論など望めないし、それに簡単に反対する事もできないとtthgは考えている。どの道ダメなら感染者がでない事を願ってギャンブルするというという選択をした者を説得する事は難しいからだ。

正直、突き進んでも引いてもあまり良い結果を産まないというフェーズに差し掛かっている気がしてならない。tthg的には高額年俸者とのシーズン試合数に応じた年俸削減交渉をして皆で痛みを分かち合って決断を先延ばしにするというのが現時点での最適解に思える。年俸減額が可能であるならばもう少し様子見をできる余裕が生まれる。その間に無観客で稼ぐ方法を構築して社会的に許容される状態になってから無観客から始めるなら今よりリスクを低くして開幕できるはずである。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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