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1番DH中村選手はライオンズの危うさの象徴。

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おはようございます。年度末で仕事がバタバタしてるtthgです。

少し話題になり遅れている感があるが一昨日の試合で中村選手が1番DHに入るという出来事があった。この起用法の意図は怪我明けで調整不足の中村選手に打席数を与える事である。しかし、ポジションはDHだった。調整という意味では守備もやらせる方がベターだし、本人も積極的に守りたいタイプである。それなのにDHだったのは怪我へのケアが目的である。怪我が完全に癒えていないのか、はたまた年齢的な面を考慮した予防的措置なのか不明だが怪我へのケアが必要という事は変わりない。


オープン戦も終盤に差し掛かる時期に怪我へのケアが必要な選手を本来の打順を無視してまで打席数を与えなくてはならないという事がライオンズの今の危うさを象徴している。

首脳陣の「中村選手が必要」という判断自体は正しい。昨年の打線は明らかに中村選手頼みだった。シーズン前に浅村選手が抜け、秋山選手は得点圏で不調、山川選手は夏前からに全く打てずだった打線でほぼ通年好調で打線の核となったのは中村選手だった。そして今年は、秋山がいなくなった。この状況で打線の得点力を落とさないようにするには中村選手に昨年と同等の働きを期待するのはある意味当然の事である。

しかし、中村選手の年齢を考えればそれが危ういことは怪我がなくても自明の事である。そもそも昨年もシーズン最後の時期はガス欠を起こして不調だった。一昨年も夏場に奇跡的な打力の回復を見せたもののCS時期はダメだった。中村選手が昨年並みの状態でも日本一という目標には心許ない。

結局のところ、FAで完全な流出しまくり、育成も数打たず、少数のプロスペクトも思うように伸びていない現状では厳しく、長期的なチーム改革をしないと真に強いチームにはなり得ない。1番DH中村選手はこの事を象徴的に教えてくれているのである。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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