リスクの過剰評価。
今晩は。リスク管理に敏感なtthgです。
現時点で断言できないがいまいち世間を騒がせているコロナウィルス問題はリスクを過剰評価しているように感じる。報道ベースでは感染は広がっている様だが死者の数は飛躍的に増えてはいない。感覚的な話で恐縮だが毎年インフルで高齢者や既往症のある方が亡くなる割合と似たようなもんではないだろうか。今のところ公開されている情報からすると、居住地に関わらず中国人というだけで断るなどは過剰反応であり、抵抗力が衰えている人以外はマスク、手洗い、うがいなどをしっかりやって怪しい症状が出たら早めに休んで医療機関を受診するぐらいで良いと個人的には思っている。
コロナウイルスの話は専門ではないので断言は避けるが、野球に関しても「リスクの過剰評価」というのは適正な選択の妨げになり大きな問題である。今日はコロナウイルス問題の事を考えていて思いついた野球におけるリスクの過剰評価について書いてみたい。
・ダブルプレー
主にバントを選択する際に念頭に置かれるのがダブルプレーである。ダブルプレーは心理的ダメージは大きいが成功確率はそんなに高くない。少なくとも、バントの成功確率や次打者の打力などを全く考慮しないでのべつ幕無しにバントするのが正解ではないというのがセイバーメトリクスなどの知見によってもたらされた最近のトレンドである。その事からするとダブルプレーリスクは過剰に見積もられがちである。
・三振
打者から見た三振もおそらく過剰におそれられている。一般にツーストライク後に打率がガクッと下がる打者がいるが、これは三振を恐れて全てを当てに行って結果、スイングが中途半端になる事によると推察される。器用でないタイプは全てを追うより三振しても良いから配球を読んで読み負けたら三振というアプローチの方がトータルよ のリスクは少ない筈だ。三振しようが内野ゴロを打とうがアウトはアウトであり、当てに行って結果が出ない打者が「三振しない」事に囚われるのはリスクの過剰評価である。
・試合中の怪我
^第三捕手や熊代選手のようなユーティリティプレーヤーがベンチを長く温めるのは試合中の怪我リスクを過剰に見積もっている可能性がある。試合中に試合続行不納な怪我というのは確率的に相当低い。捕手ですら何回も起きたりはしない。ライオンズのように第三捕手の実力がガクット下がるチームが第三捕手まで入れる必要があるか疑問である。また、ライオンズのように控えの実力が不足している場合、代打を諦めれば、不測の事態の可能性は低い。そのためだけに熊代選手がベンチにいるのも怪我のリスクを高く見積もり過ぎである。
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