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佐藤選手は中村選手の怪我を「チャンス」と思うべき。

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今晩は。競争大好きtthgです。

昨日外野の層が薄いという記事を書いたら今日は内野の重要ピースである中村選手が怪我でキャンプ二軍スタートのニュースである。

 西武・中村剛也内野手(36)の二軍・B班キャンプ(高知・春野)スタートが15日、正式に決まった。  この日、埼玉・川越プリンスホテルで全体会議が行われキャンプの振り分けが決定。14年ぶりに古巣復帰し...
西武・おかわり二軍キャンプ決定 辻監督「開幕に間に合ってくれれば」 – 東京スポ... - 東スポWeb – 東京スポーツ新聞社

正直痛い。シーズン前だからまだマシとは言え、ベテランは調整方法を知ってる代わりに回復力に劣る。若い時から頑丈ではない中村選手の怪我には不安が募る。内野とて層が厚いわけではない。一つ欠けたら埋めるのは相当大変だ。ただ選択肢が全くないわけではない。サードは佐藤選手が一応の候補として上がる。守備では中村選手より可能性を感じるし、しっかり振ってくるスタイルは好感が持てる。今日は中村選手のバックアップを務めるであろう佐藤選手に求める事を書きたい。


まず、佐藤選手にはこの状況を「絶好のチャンス」と捉えて欲しい。去年の中村選手の成績や監督の中村選手への信任度合いからして、余程の事がない限り開幕スタメンは中村選手というのが基本線である。しかし、その余程のことが起こるかもしれない。中村選手の回復力に疑問があるので怪我をこじらせれば開幕に間に合わない可能性もある。開幕には間に合ったとしてもキャンプやオープン戦では佐藤選手にチャンスが良い多く与えられる。ここで今季の大きな飛躍を感じさせる活躍をして中村選手の調子が上がらなければ開幕スタメンのワンチャンスがある。

中村選手のようなスタメンが怪我した時若手は又とないチャンスである。人としては他人の怪我を喜ぶのは褒められた行為ではないかもしれない。しかし、プロスポーツ選手が一つのポジションを争う時には「ライバルが怪我したらチャンス」と思うぐらいでなければ競争を勝ち抜く事はできない。

ベテランの怪我を「チャンス」と捉えてガムシャラに頑張って結果を出す若手がいる事でプロとして健全な競争が生まれ、チームは強くなる。プロは仲良しこよしでやる必要はない。むしろ仲良しこよしがぬるま湯を生みマイナスになる事もある。プロ野球の選手はお互い個人事業主であり、チーム内の選手すら競争相手である。ライバルを蹴落とすべく努力するのは必然であり、何の恥じることもない。時に、そうしたライバル心はチームの和を乱すのかもしれない。しかし、それを調整するのは監督やコーチの役割である。選手がそこに気を使う必要はない。

佐藤選手には、これを機会に「中村さんにはDHに退いてもらう」ぐらいのつもりでキャンプ初日からアピールして欲しい。二軍スタートの中村選手が「うかうかしてると危ない」と感じておしりに火がつく状況になればチーム力は確実にアップする。中村選手は年齢的な問題からこれから何年もスタメンは難しい。例えその時が今年でないとしても佐藤選手の台頭は必須である。中村選手の怪我は痛いニュースだが、それが吉となるような佐藤選手の奮起に期待したい。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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