今晩は。ライオンズの編成が気になるtthgです。
報道によれば辻監督は来季の構想について以下のように語ったとのことである。
外国人がどうなるか分からないけれど、トノは9割ぐらいセカンドで使う
スポーツ報知,2020年1月4日 6時0分,【西武】辻監督が明言! 外崎は二塁より引用,2024年3月30日最終アクセス
この考え方自体は間違っていないとtthgは考える。本人もポジションの固定を望んでいるし、センターライン重視は大事だし、セカンドで外崎選手並みに打てて守れる選手を探すのは簡単ではないからだ。一方、この方針の元で問題となるのが山野辺選手の処遇である。山野辺選手は今年25と若くない。今年28の外崎選手とも大きく差はない。外崎選手が3年後にFAで出て行く前提なら、その時までに育成しておくという手はある。しかし、それはあまりに後ろ向きな解決法だし、外崎選手を引き止められないようではチームは根本的に作り直しである。また、山野辺選手は昨年後半二軍で開花の兆しを見せた。既に打撃だけなら通用しそうな気配があり、不確実な3年後の外崎選手の動向を待つのは勿体ない。山野辺選手は今年からでも活用すべき選手である。今日は山野辺選手の活用法について語りたい。
一つ目はコンバートである。候補はサードとレフト。サードは中村選手の後釜が必要な時期に来ており、守備力もセカンド程は求められない。ライオンズの場合森選手や山川選手、外崎選手とDH以外に長打がある選手がいるのでサードに長距離砲を置く必要はない。長距離砲は中村選手のDH転向なり、打つだけの外人の獲得である程度カバーできる。佐藤選手と山野辺選手で切磋琢磨するのはtthg的には有りと思う。佐藤選手的にも中村選手がダメなら自動的に自分にチャンスが回ってくるよりライバルがいた方が成長機会になる。ただし、佐藤選手のスローイング技術などは高いレベルにあり、守備重視の辻監督のもと守備に難があり更にコンバートの山野辺選手のサードは相当ハードルが高い。
その点レフトは完全なる空きポジションなのでサードよりは良い選択である。スパンジー選手がレギュラーになっても木村選手とのポジション争いと考えたら十分チャンスはある。とりあえず守れますからスタートしてレフトで使うというのは有力な選択肢だろう。かつてのコンバートで成功した和田氏のような選手になってくれたらと期待する。ただし、これも辻監督の好みではない。ある程度守備に目をつぶって待ってもらえるのかという疑問は残る。
そこで有力なのが、打力が低いセリーグのチームとトレードである。セリーグの場合センターラインだからと守備だけの選手を置くと投手と共に2人自動アウトになるのでセンターラインも打力重視にすべき理由がある。仮にレギュラーにならなくても代打という選択もある。代打の場合DHと違って二番手でも使い道はあるし、チャンスに強いという条件を満たせばパのDH程は長打力も要らない。年齢的なフラッシュ差と二軍での覚醒気配を売りにしてロングや4-5番手の中継ぎ投手とトレードという可能性は探ってみるべきだ。
セは詳しくないが、数字だけを見るとセカンドが固定できていないジャイアンツかベイスターズである。あと山田選手のFAが濃厚なスワローズは案外有りなのかもしれない。まあセの事情はよく分からないし、プロスペクトがいたらダメだろうが、これらのチームはイースタンなので山野辺選手の打力を直に見る機会もあるので話はしやすい。ダメ元で探るぐらいはしても良い。
どれを選択するにしても曖昧なやり方はダメである。なんとなく二軍で遊ばせて一軍に時々呼ぶというやり方では宝の持ち腐れになる。社会人出て即戦力候補なのだからしっかりとしたビションを持たないとすぐに30を迎えて第二の坂田選手になってしまうからだ。
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
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