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今ライオンズの最大のポジティブ要素は「幸運」(2019年8月4日対バファローズ観戦記)

今晩は。珍しくオカルトを語るtthgです。

普通に今日の試合を振り返るとするとほぼ先週の日曜と同じ事を言うことになる。勝ったけれども内容は伴っていない。一言でいうとそうなる。1回の攻撃では秋山選手の先頭打者ホームランがあり、2-3番が連打。山賊打線を擁していないチームでもは1回から大量点を取って楽に試合を進められる展開だが、結果は秋山選手のホームランの1点のみ。7回と8回に共に無死で3塁にランナーがいるチャンスを作りながら無得点。勝ちパの平井投手は二死ランナーなしから失点。クローザーは一歩間違えば長打になる当たりを打たれており、とても1点差を安心して任せられる内容ではない。

首脳陣は意味の分からないヒース投手温存。ヒース投手に何かあるならば、先日のように小川投手に1回任せればよいのになぜか平井投手を先に使う。(6回は下位打線で小川投手に任せやすい打順だった。)そして平井投手が同点に追いつかれると惜しみなく小川投手をワンポイントで使う。結果マーティン投手に回マタギ。回マタギも計画的に使うならありだが、行き当たりばったりの運用でで回マタギにふさわしい休養期間など全く考慮されていない現状では肯定できない。そもそも、今日のニール投手の調子は悪く途中で大炎上して敗戦処理が必要な展開になってもおかしくなかった。それなのに、敗戦処理担当が疲弊しているのに補充はなし。もちろんニール投手は最近調子がよく事前の予想で炎上確率は低いわけだが、どんな良い投手も一定の確率で炎上する。それがこないという前提で投手の陣容を決める首脳陣のリスク管理への意識の低さは相変わらずである。


とまあ、ふつうに試合を振り返るとネガティブ要素が満載である。しかし、少々強引に見方を変えると少し違う景色が見えてくる。これだけネガティブ要素があっても勝った。簡単に言うと運がよかった。もちろん運が良いからといって、優勝できるなんてことはない。しかし、先週のどう考えても負けという流れから相手のミスで勝ったり、ホークスが失速してゲーム差が想定以上に開かなかったりと今日の試合以外でも運良く数字上完全に終戦という状況にはなっていない。

更に言うと、今日秋山選手と山川選手という打線の中軸に当たりがではじめ打線は上昇する可能性を見せてきた。佐藤選手という新星がチームに勢いをつけてくれる可能性も示してくれた。今日はホークス相手にファイターズが意地を見せてくれた結果、団子状態もかろうじて維持された。この運はポジティブな要素ではないだろうか。

けが人が出てきたとか、多和田投手と十亀投手が二軍落ちしたとか別のネガティブ要素もあるわけだが、幸運が数字上は優勝の可能性を残してくれた。運だけで勝てるほどプロは甘くない。しかし、力が拮抗した場合には運がキャスティングボードを握ることもある、チームの状況だけを見たらネガティブな思いしか浮かばないのだが、ここにきてこれだけ幸運に恵まれたチームを完全に見切るのはまだ早いように思う。可能性は低いだとは思うが、この幸運によって残された優勝の可能性をライオンズが実力で活かすことがありうるのでは?と考えるからだ。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

なお、各回ごとのtthgのコメントを速報版にて記事にしております。本記事にまとめきれなかった部分もありますのでよろしければ下記の速報版もご覧ください。


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