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勝利したが、今後への不安は増大した。(2019年6月23日対タイガース観戦記)

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今晩は。ライオンズが勝っても不安が尽きないtthgです。

なんだかんだ言って今日の勝利は大きい。3連敗で交流戦を終わるのと、最低限1勝2敗で終えるのでは大きく違う。そもそも、週末負けて終わるのは通常でも次の週への精神衛生上よろしくない。特に今週は、数日試合から離れる時間があるから尚更終わり方は重要だ。負けて終わった上に3連敗では交流戦開けが非常に難しい。それを回避できたことは評価したい。また、首位のイーグルスが負けてくれたおかげで3ゲーム差に戻すことができた。地力のあるホークスの方が嫌という面もあるが、これから則本投手が戻ってくるイーグルスもこれ以上離されると厳しいのでゲーム差を一つ詰めたことは大きい。

だが、試合内容は不安要素一杯だ。


序盤から、松本航投手の投球は不安定。相手エラーで点をもらってもそれ以上の攻撃ができない。3回のチャンスは外崎選手の併殺でつぶれる。そうこうしているうちに、松本投手は球速が落ち始め炎上寸前。今年のライオンズの典型的な負けパターンだった。しかし、6回攻撃で一挙に5点奪ってその悪い流れをひっくり返した。本来ならば、これで楽勝しないといけない試合だ。しかし、6点差の6回から勝ちパターンの投手をつぎ込んでいるというのに、全然安心できない。マーティン投手はピンチを招き、平井投手は2回連続で炎上寸前となり、最後はヒース投手の助けを借りる始末。ヒース投手が登板したときに好調糸井選手がベンチに引っ込んでいなければ全くわからない試合だった。

打線も、7点取ったが、そのあとが淡白すぎる。自軍の投手がフラフラしているのだら、もっと点をとらないといけない。少なくとも、攻撃で時間を稼いで相手のリズムを乱すぐらいはしないといけない。7回以降三凡ばかりだったことが、タイガースの反撃を誘発したことは否めない。

更に問題なのは投手起用。まず、松本投手の5回は明らかに引っ張りすぎ。糸原選手の打球が愛斗選手の守備範囲から少しずれていれば失点は免れなかった。そもそも、前の回から球速が落ちており、このパターンで崩れる松本投手を何回見たことか。5回表の打席で代打を送るべきだった。継投にしても、明日からの休みを考慮すれば、 連投になるが森脇投手を出して置けばよい。またそもそもこういう場面で第二先発的に使うに最適な武隈投手が二軍でそこそこ結果を出しているのに一軍にいないという問題も見逃せない。

そして、もっと問題なのが平井投手の回マタギ。明らかにタイガース打線に捉えられていた平井投手を引っ張る意味が分からない。tthg的にはヒース投手が肘の影響で今日は投げられないものと理解していたが、なんと1死満塁で出てきた。しかもそのピンチを0で切り抜けた。ヒース投手が投げられないなら続投やむなしだが、投げられるのにあれだけフラフラしてた平井投手を引っ張る理由がない。確かにヒース投手は安定しているとは言い難いが、今日の7回の平井投手よりは良い。身体的な問題がないのにヒース投手を温存してホームランで同点の場面を作った事は、完全に首脳陣の責任だ。

正直、このまま後半戦に突入しても優勝する確率は相当低いと言わざる負えない。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

なお、各回ごとのtthgのコメントを速報版にて記事にしております。本記事にまとめきれなかった部分もありますのでよろしければ下記の速報版もご覧ください。


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