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今日の試合は勝てないまでも接戦にできる余地はあった。その可能性こそ今のライオンズが行くべき道である。(2019年6月2日対マリーンズ観戦記)

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今晩は。何だかんだ言ってもライオンズの勝てる道を必死に考えるtthgです。

今日の試合は勝てないまでも、もっと接戦にできる試合だった。松本投手が6失点して後に迎えた5回佐野投手に継投する策がその回答である。今年の佐野投手は点差が開いて投げた場合は結構高い確率で2-3回を0で抑えている。今日も2回を0で抑えており、5-6回を0という展開は決して夢物語ではない。5-6回0で7回の無死満塁のチャンスで一本出ていれば一気に3点差。勝てないまでも手に汗握る展開が期待できた。

無死満塁でメヒア選手で1発が出たら1点差とそれでも3点余裕があるでは随分投手の心の状態が違ってくる。1発でたら1点差ならメヒア選手に犠牲フライぐらいは無理筋でもない。仮に連続三振で秋山選手を迎える打席でも重圧はだいぶ変わってくるのでヒットの確率も上がった筈だ。6点差と8点差ではワンチャスものにすると、もうワンチャンスで同点の可能性が生じるか否かという大きな違いがある。佐野投手の投入時期が1回早いか否かで試合は大きく変わった。tthg的に今日の試合1番大事なポイントは、実はここだったと思っている。


そして、ここにライオンズが今行くべき道がある。それは第二先発という道である。ライオンズの先発は5回持たない事が多々あるが、3-4回ならという投手が二軍にも多い。本田投手、相内投手、ニール投手、武隈投手などがその例だ。いっそのこと高橋光成投手と今井投手以外先発は4回と割り切って第二先発を常に待機させるべきである。例えば昨日5回頭から佐野投手で行っていれば少なくとも無駄な中継ぎ酷使はなかった。今日だって5回から相内投手が投げていれば酷使を避けた上での接戦もあり得た。

例えば先発6.第2先発4.中継ぎ5の体制で野手14で枠を設定して役割を以下のようにする。

先発:高橋光成投手、十亀投手、本田投手、今井投手、榎田投手、松本航投手

第2先発:佐野投手、相内投手、ニール投手、武隈投手

中継ぎ:増田投手、平井投手、マーティン投手、ヒース投手

敗戦処理:伊藤投手

高橋光成投手と今井投手の時は中継ぎ総動員体制で第2先発なし。残りの4人の先発時は第2先発込みで7回まで投げで中継ぎのうち2人を使い、残りの2人はブルベン待機もなし。7回終了時5点差以上なら敗戦処理を投げさせて即抹消。高木投手など先発型の投手を敗戦処理としてあげる。途中で絶不調の投手が出た時も登板予定の投手を前倒しして、残りは敗戦処理に任せる。あまりに点差がついた時はそれも諦めて敗戦処理を出す。敗戦処理の投げ抹消は常に行いフレッシュ差を保つ。又敗戦処理で結果を出せば第2先発への登用も視野に入れる。

これなら中継ぎは回マタギはなしで、最大二連投で抑えることができる。ヒース投手は連投が効かないなら第2先発に配置転換する。マーティン投手が不安定なら小川投手や斉藤投手、野田投手を使えば良い。多和田投手や内海投手が戻って来れば本田投手や榎田投手を第2先発に回せる。

これで絶対勝てるとは言わないが、昨日のようにドンドン投手注ぎ込んで中継ぎを疲弊させるよりは長期的な展望が望める。短いイニングと割り切れば先発投手ももっと抑えられる確率も上がる。毎回毎回念仏の如く「少しでも長い回」と言われて先の見えない登板を繰り返すよりは、マシな結果が得られるはずだ。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

なお、各回ごとのtthgのコメントを速報版にて記事にしております。本記事にまとめきれなかった部分もありますのでよろしければ下記の速報版もご覧ください。


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