X

無理やり良いところを探せと言われても、それさえ難しい。(2019年5月8日対マリーンズ観戦記)

おはようございます。シラケすぎて夜の更新を諦めたtthgです。

初回からなんとなく違和感は感じていた。ストレートで押し込んでいるようにも見える高橋光投手の投球だがマウンドでの姿が小さく見えた。どの球とか、腕の振りやフォームがどうとかハッキリ指摘できないのだが何となく縮こまって見えた。スポニチは試合後の本人のコメントとして以下のように報じている。

(打者を)かわすことに頭がいってしまった。

Sponichi Annex,2019年5月9日 5時30分,西武・光成、凱旋登板で7失点炎上「直球で押していけばよかった」より引用,2024年2月18日最終閲覧

このコメントから推察するにメンタル的に打者に向かって行けなかった事は確かだろう。それがtthgの違和感に繋がったように思える。高橋光投手は今年良い意味で開き直って、「打てるもんなら打ってみろ」とばかりに腕振って剛球を投げ込むところに魅力がある。しかし、一度崩れたら修正されずにドンドン自分を追い込んでしまっている。これでは勝てない。本人の実力既に証明されている。どうやったらそれを発揮できるかも分かっている。適切なメンタル的なコーチングがあれば、実力を発揮できるのに本当にもったいない。

打線も相手がミスで満塁が3回もあったのに押し出しの一点のみ。カモにしていると言っても過言ではない涌井投手相手に情けなさすぎる。獅子脅しどころか獅子脅され打線である。浅村選手が抜けたとはいえ大半が去年と同じメンバーである。チャンスで打っていたのは浅村選手だけではない。なぜこうもチャンスで打てないのか。去年できたことぐらい多少はやって欲しい。

首脳陣の佐野投手酷使采配も謎である。負けを覚悟して高橋投手を6回まで引っ張ったのに、酷使傾向のある佐野投手をまた50球ぐらい投げさせた。回マタギのロング含み中1日とかで使い続けるのはナンセンスだ。佐野投手は壊れても良い投手ではない。左腕の中継ぎが軒並み怪我や不調で一軍にいない中、敗戦処理とはいえ結果を残し内容もソコソコある佐野投手を酷使してどうするのか。昨日は打たれたが疲労による球威の低下を疑わざる負えない状況だ。そもそも敗戦処理班を上に上げていないマネジメントを含め疑問しかない。

正直、投手、野手、首脳陣全てにおいて無理やり良いところを探せと言われても難しい試合だった。それでも本当に無理やり良いところを作り出すとしたら、夕闇の頃確実な打撃をした秋山選手の目はおそらく問題とわかったことと不調の外崎選手と栗山選手にヒットが出たことぐらいである。今日は前回病み上がりで好投した榎田投手。本来ならもう少し暖機運転と思って打たれても我慢しないとダメだと思うが、状況的にチームの空気を変えるような好投を期待してしまう。榎田投手になんとかしてくれとお願いせざるを得ない事が今のチームの苦しい状況を物語っている。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

ライオンズに関する他の人気ブログはこちら。

にほんブログ村
プロ野球に関する他の人気ブログはこちら

にほんブログ村



twitterでフォロー

tthg: