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この敗戦の意味を語る。(2019年5月6日対イーグルス観戦記)

おはようございます。観戦記の更新が遅れたtthgです。

試合から大分時間が経っているので昨日の試合内容については簡単に触れたい。試合を決定づけたのは十亀投手の炎上だが、序盤に本田投手を援護できなかった打線も責任は重い。

さて、昨日の敗戦の意味だが、対イーグルスアレルギーを解消し切れなかったという意味で痛い。これは三連戦の初めから書いてきた事だが、初戦に総力戦を戦って勝った事でイーグルスが連日の総力戦による疲労という問題を抱えていた。ライオンズも決して絶好調という訳ではないが、相手の疲弊により、三連勝するチャンスだった。開幕から連敗していたイーグルスに三連勝すれば、鬼門になりかけていたイーグルスを今後精神的にフラットな気持ちで戦えた。しかし、現実には2戦目に投手を温存、最終戦に勝つというイーグルス側の計画通りの事が進んでしまった。イーグルス的にはこれだけ条件悪くても1-2で済むなら今年のライオンズをそこまで警戒しなくても大丈夫と思わせてしまう結果となった。更にはローテの当落線上にいる福井投手がライオンズだけには計算できるという状況をついて作り出し、イーグルスが精神的余裕を増す要素を与えてしまった。昨日の負けは一つの負けというより今後のイーグルス戦にも悪影響を与えかねない痛い負けだった。


昨日の負けを語る上でもう一つ見逃してはいけない点として裏でホークスが三連勝してリーグ内で頭一つ抜け出した事である。昨日ホークスが勝ち、ライオンズが負けた事でゲーム差は4.5。もちろん長いシーズンを考えた時即ギブアップというゲーム差ではないが、もともとの戦力差を考えた時決して楽観視できないゲーム差である。これからホークスに中村選手や柳田選手が戻ってきて更に加速されたら追いかけるのは相当難しくなる。今のライオンズにギアを上げて追いかける事など望むべくもないが、昨日のように勝ち得る試合を落としてゲーム差を広げられるのは痛い。その意味でも痛い敗戦だった。

一つだけ昨日の試合から今後に向けてポジティブな要素を見つけるとしたら、本田投手と佐野投手の好投である。本田投手の緩急を使った投球はある程度今後も通用するだろう。佐野投手も点は取られたがスピード以上に力を感じるストレートとカーブが良かった。ピンチであれだけ投げられればロング班では勿体ない。緩い球が持ち味の本田投手と左腕で速球派の佐野投手を組ませて第2先発制を導入すると面白い存在だ。ここに、相内投手、内海投手、松本投手、榎田投手という左右の投手を組ませて第2先発を導入したら面白い裏ローテにある。多和田投手、今井投手、高橋光投手の3本に上記の2人で1人三本なら追い上げる可能性はある。中継ぎの復調や、先発にも何人か復調が必要でその間はニール投手らの助けを借りないとダメだが1人1人が本来の力を発揮すれば苦しいが諦めるには早い。昨日は痛い敗戦だが出来るだけ早く反撃の体制を整えて優勝争いをしたい。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

なお、各回ごとのtthgのコメントを速報版にて記事にしております。本記事にまとめきれなかった部分もありますのでよろしければ下記の速報版もご覧ください。


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