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野球は投手力が大事という常識の重みを感じた試合。(2019年5月2日対ファイターズ観戦記)

今晩は。今季現地2戦目にして初勝利の余韻に浸るtthgです。

まずは冒頭2人の選手にお詫びしたい。下記の通り本ブログで厳しい意見を述べてきた榎田投手と目の不安を指摘した秋山選手が大活躍したからだ。tthgの不明を恥じると共に2人にお詫び申し上げます。


榎田投手については二軍の試合の映像を見ずに結果だけで語ってしまったので近いうちに二軍映像でも検証したいと思う。秋山選手については恒常的に目の不安があるわけではないと断定しても良い。ただし、夕方、日が落ちた直後の光への順応については経過を見たい。tthgは今日試合後にイベントのベースランニングに参加し、西日が入るグラウンドに降りたが、西日と照明でかなり変な光の状態になる事が体感できた。あの状況から完全に日が沈むまでには光の加減は相当変わる。その変化に対応できるのかという点はまだ気になるところである。


さて、試合のほうだが、今日は榎田投手の好投に尽きる。モチロン2ホームランの秋山選手やツーランの森選手も讃えるべきだが、試合の前半にはもっとチャンスがあった。そこで山賊化できなかった事は試合を複雑にした。最後微妙に追い上げられて肝を冷やしたのもある意味ではこれが響いている。

それでも勝ったのは、中田選手のソロ以外はほぼ完璧にファイターズ打線を抑えた榎田投手の好投が大きい。特に最近表ローテの投手が四球で自滅ないし、攻撃のリズムを悪くするという事態が頻発していただけにその違いを思い知らされた。とにかくストライク先行で球数少なくポンポンアウトを取るから観ている方もストレスを感じない。観ている方がそうならば守ってる方はなおのこと四球ばかりの守備がストレスになるはずだ。

そう考えると野球は投手力という野球の常識の重みを感じる。投手が良くて点を与えなければ試合の最後まで勝つチャンスがある。更にリズム良く投げれば打者のストレス軽減になり打席での集中力がます。そうなれば多少前半で拙攻でチャンスをダメにしても打線は挽回してくれる。それが見事にハマったゲームだった。今の投手陣でそれができるのは良い時の多和田投手と榎田投手ぐらいだろう。内海投手が万全であればそれが可能かもしれないが、いずれにせよ攻撃のリズムを作るような投手は少ない。それができる榎田投手の戦力としての価値は高い。後は急仕上げによる反動や怪我の再発が出ない事を願うばかりである。

最後に采配について一言。9回は増田投手ではなくヒース投手にすべきだった。打たれたから言うのではなく、先週の戦いで休みを挟んで五試合連続登板があり疲労の不安があった。せっかくヒース投手が帰ってきて、4点差でちょうどいい慣らしができる場面だった。それなのに増田投手を出して打たれてしまった。

今日打たれたことで明日僅差で9回の時の選択が難しくなった。1点差とかでヒース投手はまだ怖い。かといって連投で増田投手も怖い。増田投手が岩瀬投手クラスの実績があるなら多少疲れがあろうが増田投手もありだ。しかし、今の増田投手に絶対の信頼はない。増田投手、平井投手、マーティン投手、ヒース投手を組み合わせて休みを与え、各人を少しでもフレッシュな状態で騙し騙し抑えて勝利の方程式を確立して行くべきだ。それなのに過度に増田投手に依存する起用はリスクが高い。監督は今は我慢と言っているが投手起用にもう少し我慢が必要である。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

なお、各回ごとのtthgのコメントを速報版にて記事にしております。本記事にまとめきれなかった部分もありますのでよろしければ下記の速報版もご覧ください。


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