X

連夜のちぐはぐ投手交代で連敗。投手起用におけるマネジメント改革が急務(2019年4月10対イーグルス観戦記)

今晩は。5回以降は流してみたので昨日よりはダメージが少ないtthgです。

今日も投手交代機の判断ミスで取り返しのつかない展開になってしまった。今日の武隈投手は初回から制球が微妙で球数を擁していた。4回は三者凡退だったが、全部良い当たり。100球が見えており今年の投球内容からすると5回は相当危険だった。そして、5回にストライクが全く入らず炎上。続投したい理由は分からなくはない。先発として100球未満で降りてもらっては試合にならない。昨日も中継ぎはそこそこ投げておりせめて5回ぐらいはという気持ちにもなる。なまじ1点勝ってるだけに武隈投手に勝ち星を付けて挙げたいという事情もある。後ろもヒース投手抹消、マーティン投手不調で不安がある。



しかし、それらの事情を全部加味しても、交代だった。明日休みなのだから斉藤投手か小川投手に回マタギをお願いして、どちらか一方を7回、8回平井投手、9回増田投手という継投はできた。万が一延長になったら佐野投手に行けるとこまでで良い。これで1点を守って勝てたかと言えば確証はないが武隈投手続投よりは可能性はあったはずである。結果論にはなるが、佐野投手や斉藤投手がまがりなりにも抑えた後で考えるとなおのことそう思う。

そして、武隈投手の後に田村投手を選んだのも問題。対して実績のない田村投手に連投で火消しをお願いするなど正直論外だ。武隈投手降板時点で3-2。無死2.3塁でもう1点は仕方ないとしてもそこで止めれば十分勝機はあった。しかし、この選択でその勝機を台無しにしてしまった。ここは小川投手かせめて連投でない斉藤投手である。どちらかがこの回を4-2のスコアでしのいで6-7回を残り一方が抑えてくれたら全然勝ち目があった。というか結果5点取っているのだから普通に勝っていた可能性も十分ある。田村投手登板も大きな選択ミスである。

更に問題なのが、降板後の田村投手に小野コーチが説教っぽく話し込んでいたこと。確かに田村投手の投球はひどかったが、押せ押せの状況で抑えるのは容易ではない。まして連投である。田村投手の実績で抑えるのを期待するほうが間違っているのだから、「無理な場面で投げてもらって悪かったな。今日はゆっくり休んで明日から出直そう」と言ってロッカーに引き揚げさせるぐらいにすべきである。大体あんな場面で投げさせられて炎上した後にアドバイスしたってそうそう耳に入らない。去年多和田投手がホークス戦で炎上して辻監督がマンツーマンで指導とかあったがあれは実績的に抑えることが期待されるレベルの選手の話。なんでもかんでも指導すればいいってものではない。

それから、9回の斉藤投手続投。ここは3点差で微妙に勝負する点差であり、マーティン投手を投げさせる絶好の場面。完全に負けている展開では参考外になりかねないし、僅差で勝っている場面でも怖い。ここで試さずいつ試すのかという場面のなのに出さない。確かに直前まで5点差だったからというのはあるのだろうが、それでも自信を回復するためになげさせたいぐらいだった。だから8回に肩作るべきなのだが、それもせず。首脳陣の中でマーティン投手が今も勝ちパなのだとしたら、理解できなくもないが、それなら継投の頭数が足りるので5回頭から武隈投手を変えるべきである。また、この展開でお試しすらできない程マーティン投手が深刻ならリャオ投手抹消の意味が分からなくなる。とにかく今日の投手起用はちぐはぐすぎる。

もちろん打線にも問題がある。毎回のようにチャンスを作りながら凡打の山だった。特に中軸がチャンスでヒットを打てなかった。2回と3回に中軸が打っていれば守りも随分と楽にできた。最終的に5点取った打線のことを言うのは酷な気もするが、9回でやっとこさっとこ5点ではダメなチーム状況だ。少なくとも5回までに5点欲しいというのが本音である。金曜以降打線のつながりを回復しないとズルズル行ってしまう。また正念場の週末になりそうである。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

なお、各回ごとのtthgのコメントを速報版にて記事にしております。本記事にまとめきれなかった部分もありますのでよろしければ下記の速報版もご覧ください。


ライオンズに関する他の人気ブログはこちら。

にほんブログ村
プロ野球に関する他の人気ブログはこちら

にほんブログ村


twitterでフォロー

tthg: