今晩は。諦めの悪い中年親父のtthgです。
OP戦が昨日で終わり後は開幕を待つばかりとなった。シーズンの到来は野球ファンにとって待望の時であるが、今年は正直不安の方が大きい。せっかく辻監督がチームを立て直してくれたというのに今の状況では今オフ以降のFAラッシュによってまた暗黒時代へと舞い戻ってしまう危険がある。流出超過のチームにあって若手が育たない現状は極めて厳しい。とりあえず今季優勝して日本シリーズ進出できれば主力に「来年こそ」という気持ち的な支えができうる。(東北の某選手にはそんな気持ちは起きなかったようだが、そんな選手だけではあるまい。)だが、今年CSすらも早々に諦める展開になれば主力の中に「やはりこのチームじゃ勝てないな」という思いを抱き、チームに見切りをつける者が出て来かねない。それはチームの再建モードへの転換を、ファンに大きな失望をもたらす。
というわけで、今年なんとか優勝したい。そう考えた時、最善の策は序盤を巻き返しうる勝率で持ちこたえ、松本投手、榎田投手、内海投手の回復や十亀投手の復調、高木投手の奇跡の復活あたりを期待する展開に持ち込むことだ。
だだし、この選択も大きな可能性があるわけではない。去年の交流戦の時期も耐える展開をtthgは推奨したが、結果から考えると本当にそこに優勝の可能性があったのか疑問である。去年8月まではファイターズが追いかけるチームだった。彼等には優勝の経験値のある選手が少なく、肝心の直対で力尽きてしまった。一方勝つことをよく知っているホークスは夏場から奇跡的な連勝の上、直対でも福岡でライオンズに一太刀浴びせ、所沢でもあと一歩の所まで追い詰めた。そしてCSではライオンズを撃破した。追いかけるチームは大型連勝と直対における強さが必要であり、それは経験値のあるチームのみ可能である。その事を去年のシーズンは良く教えてくれている。冷静に振り返ると去年だって交流戦前後にもっともたついて、追いかける展開で巻き返せたかというと疑問である。
今年は去年の経験値があるから多少はやれるだろうが、その分戦力が落ちている。今年もある程度先行しないと厳しいことは変わりがない。唯一の例外はホークスがこけてCS圏外になった時だろう。それなら逆転日本シリーズの可能性が多少なりともある。かと言って無理矢理先行しようにも今の戦力では玉砕するのがオチである。万全でも行き当たりばったりの投手陣に無理を強いれば破綻の可能性が高い。ギャンブルした上で大して勝てないというおまけ付きすらあり得る。正直、ジッと耐えて周りがコケてくれるのを待つしかない。
ただし、これは常識的な推論であり、ありえないことが起こるのが野球でもある。去年だって奇跡の優勝だった。遡れば清原氏や松井稼頭央氏、カブレラ選手と和田選手を失った後のシーズンにも奇跡はあった。だからtthgは結果が出るまでは諦めない30年のファン歴が長くなると良くも悪くも諦めが悪くなる。奇跡を起こせライオンズ。
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
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