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2018年9月4日 / 最終更新日時 : 2018年9月4日 tthg 観戦記

目先の同点に目がくらんだ栗山監督とぶれずにリスクを負って大量点を狙った辻監督の采配の違いが結果に大きく影響した。この1勝の意味は大きい。(2018年9月4日対ファイターズ観戦記)

今晩は。雨天中止を願った自分を反省するtthgです。

本当に大きな1勝だった。1回裏に多和田投手が中田選手にど真ん中のスライダーをレフトスタンドに運ばれた時は正直どん底だった。正直、このまま連敗街道まっしぐらを覚悟した。それぐらい観ている方が追い詰められる展開だった。しかし、全盛期の輝きを取り戻した(もしかしたら今が全盛期?)中村選手が一振りで流れを呼び込み、更に貴重な追加点となるタイムリーとダメ押しのきっかけとなるヒットまで打ってくれて逆転勝ち。随所に好プレーもあったし先週の悪い流れを断ち切り得る本当に大きな1勝だった。

さて、tthg的にはこの試合の大きなポイントは4回裏と5回表における監督の作戦選択である。どちらの回も先頭打者が1塁に出塁した。4回裏のファイターズは渡邊選手にバントさせた結果0で、ライオンズは浅村選手が強行で貴重な追加点2点を加点した。tthgはセイバー絶対主義ではないのでバントがすべての場面で不要という見解は持っていない。しかし、今日の流れの中では言えば、この中盤にバントは相手を助けるだけの作戦である。

今日の先発の二人は共に不安定で既に双方失点していてこの先も1点勝負になる気配はなかった。1点取ったからと言って安心できず、4-5点加点してやっと一安心という状況だった。特にファイターズはこの時点でビハインドで追いついただけではダメだった。さらに言うと多和田投手の制球も怪しく、バントの構えとか走るそぶりなどの作戦で揺さぶったら四球という結果も狙えた。しかし、栗山監督は長打が売りの渡邊バントさせて清水選手と中島選手で1点を狙いに行った。しかもそれすら失敗して同点にすらならなかった。

一方辻監督は浅村選手に強行させてヒットでつないで2点を加点した。浅村選手にバントはないが一番併殺のリスクも高い選手なのである意味では賭けに勝った結果だった。この大一番だからとか、膝に爆弾を抱えていて併殺リスクが高いとか浅村選手とてバントさせる言い訳のある状況だっただけにいつも通りの強行を選んだことは良い采配だった。ライオンズは浅村選手というバントが基本ありえないバッターに回ったのでラッキーだった面はあるが、栗山監督は目先の同点に目がくらみ、辻監督は目先の一点を失うリスクを負って大量点を取りに行った。それが試合の結果にもろに結びついた。

最後に地味に勝利に貢献した山川選手について触れておきたい。5回の中村選手の追加点となるタイムリーの前に山川選手の打席で暴投があった。これで2-3塁になったことで併殺リスクがなくなったことが点が入った一つの要因だが、この暴投は山川選手が焦ってブンブン振り回す最近の悪い癖を封印できたことに起因する。また、7回も結果アウトになったが、散々粘ったあげくトンキン投手のスタミナを消耗させたことは、少なからず中村選手以降の打者に有利な条件を整えるという意味で貢献した。今日もヒット一本打ったし、ブンブン丸にならなければ今の状態でもチームに貢献できる。それを続けていればそのうち調子を上げられるはずだ。もう一度山川選手が浮上することは優勝とポストシーズンに大きな意味がある。是非大きいのを打ちたい気持ちを少しだけ抑えて甘い球を待つ姿勢を持ち続けて欲しい。その先に好調な山川選手が待っていることは8月上旬の連続ホームランの時に証明されている。今は少しだけ我慢の時だ。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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