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酒居投手が中盤に完璧な投球を披露したことが井口監督の投手交代判断を鈍らせた。それが最大の勝因。(2018年8月22日対マリーンズ観戦記)

今晩は。抑えすぎが敗因となる試合もあると今日の試合で勉強したtthgです。

tthgは6回裏終了時に暫定版用のメモに「6回裏今井投手が球数少なく三凡。これで次の回とか色気を出さないことが大事なのだが。 」と書いた。中5で炎上癖のある今井投手を負けてるからと続投させた挙句に大量点取られて試合終了が怖かったからだ。しかし、この懸念はライオンズには杞憂に終わり、マリーンズにそのまま当てはまる試合となった。

酒居投手は序盤早期ノックアウトも有り得る出来だったが、1-2回にライオンズが決定打を打てないうちに3回以降立ち直り、ヒットすらない展開で6回まで来ていた。6回まで82球。そこまでの投球内容からすれば交代はあり得ない場面である。これがアップアップでなんとか抑えて来て、球数110とかなら勝ちパターンの中継ぎをつぎ込んで最近勝ち星に恵まれない酒居投手に勝ちを付けてあげようという判断ができるが、如何せん中盤の投球が良すぎて代えるという選択肢すらなかった。

しかし、現実は7回にライオンズ打線が火を噴き一気に逆転となった。中盤の投球内容がもう少し悪ければ、秋山選手の逆転打のところで即交代もあり得た。しかし、中盤の酒居投手の幻影を負ってしまったマリーンズベンチは源田選手に手痛い一撃を食らってしまった。CSの望みをつなぐためにも今日は絶対勝ちたい一戦だったはずなので、交代の時期がここでワンテンポ遅れたのは致命傷だった。

ところで、7回の酒居投手は全く予想できなかったのかというとそうでもない。今日の試合を観ながらtthgは似たような試合あったよなと思っていた。調べていたところ、4/21の試合で同じような展開があった。この時は酒居投手は初回から結構良くて3回まできっちり抑えていたが、4回に一気に崩れた。この時は確か50-60ぐらいの球数だったと記憶しているが、別人のように4-5回打たれてノックアウトだった。酒居投手はライオンズ相手だと万全の状態なら良いが、少しでもきっかけがあると一気に崩れるという可能性は4/21の結果から類推できた。90近く投げていれば普通だって多少球威が落ちてくる。それがきっかけで大きく崩れる可能性はあった。そのことが頭に入っていれば少なくとも秋山選手の逆転打の直後に代えることができただろう。この判断の遅れが試合の分岐点だった。

いずれにせよ、連敗だけは避けたかったので大きな勝利である。7-8回の野田投手と平井投手の継投は使いすぎとは思うが週末のホークス3連戦を考えると仕方なしという面もある。ちなみに今日もホークスは勝っている。しかもファイターズの中継ぎを総動員させて疲弊させている。3連勝して2位浮上も現実的な感じだ。月曜に少し大げさに「ホークスが怖い」と下記の記事で書いたつもりだったが、本格的に怖くなってきた。ホークスは明日も勝つという想定の元明日も絶対に勝たなくてはいけなくなった。一難去ってまた一難とはこのことだ。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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