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高木投手よ下を向くな。結果程の内容は悪くない。首脳陣は采配ミスを反省し高木投手にもう一度チャンスを与えるべき。(2018年8月1日対ホークス観戦記)

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おはようございます。高木投手が不憫でたまらないtthgです。

ある意味予想通り初物大竹投手を打てなかった。まあ育成から支配下登録されていきなり一軍。しかも首位相手に投げさせる投手が全くの才能がないなんてことはないわけで。大竹投手は良い投手だった。解説の橋本さんも言っていたがホークスの和田投手をイメージさせる好投手だ。緩急と変則フォームの二段構えでタイミングをはずす投球は真ん中に来ても打ちにくい。それでも、8回2点に抑えれたのは頂けない。高木投手が試合を作れず、高木投手を引き継いだ本田投手の乱調でノーチャンスになり大敗が決定的になってしまったことも痛かった。結果今日難敵石川投手を打たないとホークスに致命傷を負わせることは難しくなってしまった。

昨日の大敗の原因は色々あるが、やはり一番のポイントは高木投手が序盤に8点取られてノックアウトされたことだ。一つの考え方としては4回甲斐選手の二点タイムリーの後リリーフという選択肢があった。一昨日は中継ぎが投げておらず、今日は石川投手で勝率が低い。今日を捨てゲームと想定し、昨日早めの継投を選択することは十分理にかなっている。tthgも昨日の記事でそれを推奨した。しかし、リードされた状態で4回途中で継投が絶対の正解と断定するほど高木投手の内容は悪くなかった。

2回の長谷川選手にホームランされた球は、ホームランされるのは可哀そうな球だった。捉えられた球は甘かったが、総じてコーナーに来ていたし、ここで一気に決定打まで打ち込まれると断定するほど悪くはなかった。実際今宮選手をサードゴロに打ち取り、上林選手には三振と紙一重の投球だった。一番の分岐点は上林選手の打席1-2からの5球目は。三塁側から斜めに取っている中継映像ではボールに見えるが、その後に流れたホームベースに対して完全に垂直の角度から撮ったスローではストライクコースだった。これがストライクでピンチを切り抜けていれば展開も違っただろう。(もっとも、右投手のこのコースはどの審判もボールとコールするので仕方なしの面もあるが。)四球となった7球目のカーブもギリギリのボールであり、運がなかった。外からのカーブで見逃し三振ン狙いの球だったのでもう少しだけ内にコントロールしてストライクとコールしてもらわないといけなかったことは事実だ。しかし、あの場面でボール一個二個外れてしまうボールまで責めたら可哀そうである。

決定打となった次の牧原投手への初球は投げミスであり、ここは高木投手が反省すべき点である。しかし、この初球を牧原選手が左中間のフライを打ち上げ3塁打(プラス暴投で結果的ランニングホームラン)になった時、ベンチに采配ミスがあったことを指摘しておきたい。この場面でベンチは外野前進を選択しており、普通の守備位置なら秋山選手が追いついた可能性がある。前に下記の記事で書いたが、tthgは前進守備には懐疑的な見方をしており、外野前進は特にリスクが高くできるだけ避けるべきと考えている。


この場面で外野前進を選択する理由は単打で2塁ランナーがホームに帰ることを防ぐことである。しかし、二死なのでランナーは自動スタートで前進しても確実に2塁ランナーのホームインを阻止できるとは限らない。前進で失点を防ぐためには、「ある程度強い当たりの単打が外野手の正面に飛ぶ」ことが必要であり、前進のリターンは少ない状況だ。一方前進により、本来アウトの打球で3点取られるリスクを負う。牧原選手の打球はまさにこのパターンだった。回はまだ4回で、好調ライオンズ打線と酷暑で大竹投手が最後まで投げ切るとは考えにくいことを考慮すれば2点取られても致命傷ではない。1点を防ぎにいって3点取られるリスクを負うべき場面とは思えない。あそこで普通の守備位置を選択し秋山選手が取っていればまだ後半で勝負できた。

高木投手は結果として8点とられたが、いろいろ言い訳のある内容だった。だからもう一回はチャンスを挙げて欲しい。のらりくらり2回に1回ぐらいQSしてくれるぐらいは大いに可能性のある内容だった。菊池投手が万全でなく、今井投手や、ウルフ投手は無理使いできない現状では高木投手が戦力になるか否かはチームとして極めて大きいのだから。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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