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8/4対ホークス~野球ファンなら必見の1戦~

ライオンズ:8
ホークス:4

お品書き
・野球ファンなら必見の1戦~
・山川の打撃の凄さ
・主役の活躍
・岡田の価値のある四球
・点にならないチャンスこそ今のライオンズの強さ
・がけっぷちの栗山

・野球ファンなら必見の1戦~
昨日勝てたのはライオンズファンとし嬉しい。勝ったからこそ良い試合だった。それはまちがいない。しかし、例え負けても観戦する価値のある試合だった。さらに言えば、ライオンズやホークスのファンでなくても、観戦する価値のある試合だった。それぐらい面白い試合だった。今日予定がなく、パリーグTVを契約している野球ファンの方々、是非ビデオで観戦してください。

・山川の打撃の凄さ
5回裏の山川のタイムリーは試合展開上も重要だったが、語るべきは山川個人の打撃の凄さをまざまざと見せつけられたということだろと思う。打った瞬間センターフライだと思いあきらめたのだが、俊足柳田の頭を超えるツーベースだった。山川のスイングにはそれだけの力がある。あれができる打者は他にそうはいない。中村はスイングスピードより、タイミングで勝負するタイプなので、中村でもう無理な山川オリジナルな魅力である。数字的にもOPSで秋山を超えたし、もう絶対にレギュラーである。本人は一昨日「打たないと明日がない」と言っていたが、もうレギュラーでよい。メヒアの競争相手は栗山に代わった。

・主役の活躍
昨日は、浅村が同点タイムリー、中村が先制タイムリーと追加点のホームランと、クリーンナップが活躍した。やはり彼らが打線の中心で存在感を示すことが、優勝に向けて不可欠である。彼らの存在感が、山川や外崎の打撃を楽にする。本当に強いチームは実績や格のある打者の存在感に引っ張られて若手がのびのび活躍するものである。浅村、中村に注意を向ければ向けるほど、相手投手は山川、外崎へのマークが甘くなり、彼らが活躍する。そんな循環ができれば、自ずと優勝できる。

・岡田の価値のある四球
岡田が昨日の試合全打席出塁したが、とりわけ、重要だったのは2つの4球である。特に4回裏のチャンスで金子につないだ四球は価値があった。前に岡田の打撃を批判したが、今日の打撃ができれば、レギュラーである。たとえ、ヒット二つがなくても、一試合に二つ四球が選べたら、レギュラーでいける。前にも書いたが、ヒットより四球での出塁を狙うほうがトータルの出塁率は必ずあがる。それが岡田の生きる道である。

・点にならないチャンスこそ今のライオンズの強さ
4回裏と6回裏にぞれぞれ満塁のチャンスがあったが点にできなかった。普通の状態であったら、満塁を2回点にできなかったら、負けなのだが、今のライオンズは1,2回チャンスで凡打しても、全然問題ないくらい打線がつながっている。むしろ、チャンスで凡打しても、そのチャンスでの投球が相手投手にボディーブローのようにダメージを与えて次の回の投球に影響している感がある。チャンスで山川を相手にした後に、金子、秋山、源田を相手にすると考えたら、それだけでダメージになる。この三人のうち誰かが出て、ツーアウト1塁でも、盗塁→浅村のタイムリーとか想像してしまう。相手投手は嫌だろう。

・がけっぷちの栗山
昨日も死球を除いて出塁できなかった。2回のチャンスでの凡打に失望してしまう。厳しいようだが、レギュラーを考えるべき時期に来ている。我慢して使って成長を待つ年齢ではないので、結果が残せなければ、代えるべきである。ただし、栗山は球団の功労者であり、栗山が納得する形は必要である。辻監督も晩年はヤクルトに移籍したように、功労者に対する処遇は長年のライオンズの課題である。FA全盛時代にフランチャイズプレーヤーに対する敬意は十分払った上で、世代交代を図ってほしい。まずは、「休養」目的にメヒアにチャンスを与えて様子を見るぐらいが妥当だろう。

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