ベンチワークが最大の不安材料。(2018年6月14日対スワローズ観戦記)
おはようございます。今日も早朝に起きて録画観戦したtthgです。朝から怒りが収まりません。
7回裏までは勝ちを予感させる試合だった。打線は2度ビハインドを追いつき、守備でも好守の連発で十亀投手を盛り立てた。しかし、8回以降の投手起用があまりにも杜撰でそれを台無しにしてしまった。
思えばスターティングメンバーからおかしかった。中村選手とメヒア選手という低打率の二人がそろって先発。低確率でもホームランを量産しているならまだわかるが、それもない2人を同時に先発させるのはおかしい。案の定ふたりはアウトを連発して相手を楽にしていた。そんな大穴があるのに4点取った打線は良く頑張った。
そして、問題の8回である。確かに十亀投手は球数的にはもう一回いけた。中継ぎ不安だからできるだけ先発を引っ張りたい。それは分かる。しかし、十亀投手は6-7回に明らかにスワローズ打線に捉えらえており、守備の助けと運に支えられている状態だった。8回は炎上必至という状況だった。ワグナー投手と増田投手は連投になる上昨日打たれているから使えないにしても、火曜に負けていたとはいえ僅差で好投した中継ぎ陣がいるではないか。
小石投手、松本投手、南川投手の三人のうち誰かを登板させて9回を大石投手でしのぐ。これが一番勝ちを望みうる継投だった。tthg的にはここ一か月以上一軍を経験しそこそこ結果を出している松本投手が良いと思う。彼が勝ちパターンの6回ないし7回に使えるようになれば相当大きい。そのためには経験が必要だ。他に使える投手がおらず、本人は直近で結果を残し中1日空いている。ここで使わずしていつ使うのかという状況だ。仮に松本投手で打たれても彼の経験値は残る。ヘロヘロの十亀投手で必至の炎上になるよりましだ。
そして、十亀投手が一死もとれず、なおピンチでワグナー投手はさらに疑問である。もともと制球不安で、昨日はその制球不安で炎上しかけた上に連投。登板過多の問題もある。どうしても使うならランナー無しの場面だろう。ここで使うなら実績があり、火曜に結果を残した大石投手である。彼をここでなげさせてしのげば、9回松本投手に望みを託して勝ちという展開ももあった。(8回を頭から投げてしのぐより確率は低いけど。)大石投手が同点になった後しのいだだけに悔やまれる。
さらに、9回同点で増田投手。週末のジャイアンツ戦でも指摘したが、今の増田投手は回復が遅く連投は厳しい。だから同点で無理使いすべき状況ではない。それを無理使いしたあげく炎上。昨日はそこそこ球速はでていたが、空振りがとれず制球は相変わらず。無理して力をいれてなげて球速だけ出している印象がぬぐえない。おそらく見た目の球速より打者が打ちやすい球なのだろう。川端選手に打たれたストレートなど高めで良い時ならポップフライになる球である。せめてここで松本投手を使って欲しかった。
ベンチには「実績のない投手に経験を積ませる」という発想はないらしい。万全の勝ちパターンの投手を無理使いして勝つならまだ理解できるのだが、今はそれで負けている。無理使いして何人も調子を崩しているのになぜそこから学ばないのか。不思議でならない。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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