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改めて栗山選手の二塁打球団新記録の価値を考える(4/30対イーグルス観戦記その①)

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今日は。昨日現地観戦の疲れをいやしつつ、昨日の試合の映像を振り返っていたtthgです。

昨日試合はやはり、栗山選手の二塁打球団新記録である。暫定版観戦記にも記したように、この記録をたまにしか行けないメラドで生観戦できたことは本当に嬉しい。しかも、記録のヒットが試合の中で大きな意味を持つ追加点だったこと、レフトポール際の内野指定の最前列にいたtthgの目の前向かって飛んできたことでその喜びはさらに深まった。

ところで、通算二塁打記録は、野球界全体で考えた時にあまり価値は高く評価はされていない。通算二塁打王が誰か知っているファンは相当な記録マニアと言って良い。30年以上もライオンズファンをやっているtthgは一般人から見れば野球マニアに属するが、通算二塁打王が誰かなど知らない。それぐらい注目されない記録である。

しかし、ライオンズの球団史を考えた時に、この記録は非常に大きな意味を持つ。通算二塁打の球団記録を更新するためには色々な条件が必要である。まずは二塁打を多く打てる打力と走力が必要。そして、それを継続するためには試合に出続ける強い身体が必要である。また、年を追うごとにきつくなる相手バッテリーとスコアラーのマークをかいくぐる必要もある。これらの条件がそろった上で、「ライオンズのフランチャイズプレーヤーである」という条件を満たさなくてはいけない。

栗山選手は10年以上のレギュラーキャリアで優勝は2008の一回のみ。FAすれば引く手あまただったはずなのに、ライオンズ愛を示し続けてくれた。だからこそ生まれた記録なのである。移籍がなければ秋山幸二氏(通算二塁打377)、清原氏(通算二塁打345)松井稼頭央選手(NPB通算二塁打410)中島選手(NPB通算二塁打309)と石毛氏の記録を塗り替えたであろう選手は何人もいる。(記録はいずれもwikipediaより引用)

FAやトレードは様々な事情があり、一概に移籍した選手を責めることはできないが、ファンとしてはレジェンドにライオンズ一筋で終わって欲しいという思いは常にある。決してプロとして満足できるチーム成績ではないのに、ライオンズにいてくれて、記録を達成した栗山選手には感謝するしかない。

ありがとう、そしておめでとう栗山選手。そして暗黒の時代を支えたレジェンドに今年こそ日本一の栄冠を!

4/30対イーグルス観戦記観戦記その②へ続く


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