先週まで、2024パリーグの全チームについてtthgの見解を述べてきたが、今日はその総括として2024年パリーグの戦力分布についてtthgの見解を述べたい。主な内容は以下の通り。
4.下位3チームについてだが、「まずはCSをいかにして目指すか」と考えるのが現実的
1.2024年パリーグ戦力分布
tthgが考える2024年パリーグの戦力分布は以下の表のとおりである。
昨年度評価 | 本年度評価 | チーム名 |
S+ | S | バファローズ |
A | A+ | ホークス |
B+ | B+ | マリーンズ |
C+ | C+ | ライオンズ |
C+ | C+ | イーグルス |
C | C | ファイターズ |
以下にこの戦力分布に分布に関するtthgの見解を述べたい。
2.昨年のAクラスとBクラスの間には差がある
まず、現状のパリーグは昨年のAクラスとBクラスの間には差があるとtthgは考えている。マリーンズは投手野手共に上位二チームと差があるが、致命的な弱点はなく首脳陣が上手く運用すれば、Aクラスは固い。例えば、対ライオンズを考えた時に打線では優位である。(開幕シリーズを見るとそうでもない気もするが、プレシーズン時点ではライオンズの得点力は総じて低く現時点でこの評価を覆すには至っていないと考える。)対イーグルスを考えた時にも、高齢化した主力投手や明確に長打力不足の打線を考えた時にどちらの観点からもマリーンズが上回る。下位3チームの中から新戦力の台頭によりマリーンズと5分の戦いができるチームが出てこないとCS争いが無味乾燥なものになるかもしれない。逆に言うと昨年4位以下からの新戦力台頭があった場合には、リーグ全体の勢力図は大きく変わって来る。
3.上位3チームの序列
上位3チームに絞って比較すると、ホークスは山川選手とウォーカー選手の加入で打線の厚みは確実にましている。下記の記事で述べたように投手の戦力が上昇していないのでバファローズに近づいたが同等のレベルには至っていない。
バファローズについては山本投手や山﨑投手の放出で戦力減にはなったが、その他でその穴を埋める可能性があり、打線は西川選手の加入で明らかにプラスなのでホークスよりは上である。ただし、その差は小さくはなっている。上述のとおり、マリーンズは両チームに総合力では劣るのでリーグ優勝までは厳しい。ただし、上位二チームにはない「佐々木朗希」というエースがいる。彼がプレシーズンで不調だったのでそのアドバンテージを活かせればポストシーズンではホークスやバファローズを喰う可能性を秘めている。
4.下位3チームについてだが、「まずはCSをいかにして目指すか」と考えるのが現実的
下位3チームについてだが、上位との戦力差がある以上「まずはCSをいかにして目指すか」と考えるのが現実的である。そのためには上述のとおりなんとかして新戦力の台頭によりマリーンズと対等に戦えるようになりたい。欲を言うなら、バファローズかホークスどちらかをCS争いに巻き込んで去年のような展開に持ち込みたい。マリーンズと一定の戦力差があるなかで一つしかないCSの枠を2チームで争うのは辛い。3チームないし4チームで2-3位の座を争う方が紛れが起きやすい。仮にバファローズとホークスが3位以下と大きく差をつけるようになるならば、下位3チームの中から2チームがマリーンズに肉薄する展開に持ち込む方が下位3チームにとっては有難い。
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
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