ホークス相手に菊池投手はエースではなかった。CSファイナルは一気に厳しい戦いに。(2018年10月17日対ホークス観戦記)
今晩は。初戦の負けでチケットをもっている最終戦の開催確率が上がって複雑な気分のtthgです。
最大のポイントは4回表の菊池投手の投球だった。3回裏に理想的な攻撃で逆転して「さあこれから」という時に大量点で一気に厳しい展開になってしまった。2死から下位打線にヒットと四球でつながれての大量点は頂けない。一番痛かったのは甲斐選手の四球。決してレベルが高いとは言えない甲斐選手に最後にベース板の上で勝負できないようでは勝てない。その後も中村選手の二つの不味い守備で差を広げられたが、一番痛かったのはこの回の5点である。
菊池投手の今日のでき自体は悪くなかった。球速もでていたし、ストレートで空振りを取れていた。しかし、4回逆転直後という大事なイニングで微妙な制球の乱れをきっかけに大量失点してしまった。実力や調子以上に「相性が悪い」という心理面が大きく影響したように思う。先月末の天王山で初めて勝ったとは言え、やはり苦手意識はまだ払拭されていない。
そして、5回にはトレーナーがマウンドに行く場面があり、身体の異変を示すサインが出ている。今日104球投げて中4。肩の回復に加えてマメの心配をしないといけない。その上相性の良くないホークス相手。第6戦までもつれた場合は相当厳しい戦いになりそうである。一方今日の戦いぶりを観ているとホークスはやはり手ごわく最終戦までもつれずに勝ち切る未来が想像できない。逆に勢いにのったホークスに一気に行かれる心配をしないといけないぐらいだ。そう考えると、CSの戦いは非常に厳しいものになったと言わざるを得ない。
終盤のホークスとの6戦で5勝1敗はライオンズの底力の勝利であったは間違いないが、ゲーム差をつけた状態での勝負だったことや郭投手の予想外の好投などの影響で単純な実力差を示す結果でなかったことも事実だ。明日からまた仕切り直しだが、きっちり切り替えて準備しないと勝てない。工藤監督は明日ミランダ投手をたてて先のことは考えず1stステージを勝った勢いのまま押し切る作戦なので一つ押し返せば1つ押し返せば、だいぶ景色も変わってくる。明日は正念場の1戦だ。絶対勝つぞライオンズ。
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