炭谷捕手の残留は朗報だがチームの舵取りは難しくなった。

今晩は。tthgです。今回は炭谷捕手の残留について

今日、以下の記事で炭谷捕手の残留が報じられた。

残留自体は好ましい話だが、これで、現場を預かる辻監督は捕手に関する舵取りに相当頭を悩ませることになりそうだ。辻監督自身が今シーズンの初めに森選手の育成を進める発言をしているように、森選手を「打てる捕手」に育てることはチームにとって至上命題である。tthgも他球団に打てる捕手が不在の状況で「打てる捕手」を育成することは付加価値が大きいと思っている。だから、基本森選手を育成して欲しいと願っている。

仮に、炭谷捕手がFAしていれば、ある程度腹をくくって、森選手を使い続けることが容易な状況になるが、炭谷捕手がいる以上、「捕手としての実力の劣る」森選手を使い続けることは困難がともなう。不用意に森選手を使って結果が出なければ、炭谷選手から不満がでる、投手陣から炭谷選手を起用して欲しいという要望がでるなどの事態が想定されれる。特にベテランの炭谷選手の不満は他への波及効果も大きくチームを崩壊へと導きかねない。また、FAを蹴ってまで残留したレギュラー捕手が使ってもらえなければ不満も出るというものだ。

では、どうすれば、森選手の育成と、炭谷選手の起用を両立できるか。tthgは「数値化できる指標で判断する」ことだと思う。例えば、OPS、盗塁阻止率、守備率(捕逸率)という数値でレギュラーを決めてはどうか。例えば、盗塁阻止率と、守備率でに一定のラインを設けてそれ以上の数値を残した選手の中でOPSの優秀な順番に起用することにしてはどうか。そして、オープン戦と公式戦一か月くらい併用して数値で判断する。岡田捕手も含めて三人で数値を争えば良い。

なお、配球面は数値化できないので、敢えて指標に入れない。ただし、現状炭谷捕手や岡田捕手のほうが配球面では優れているだろうから、打撃面(OPS)に下駄を履かせる。例えば、岡田捕手や炭谷捕手のOPSは一割上乗せして計算するなどして、配球面のマイナスを補正する。

これが絶対に正しい方法とは言わないが、「見える化」した上で競争できる環境を整えないと、森選手の捕手起用はリスクが伴う事だけは間違いない。

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