変化球の制球力によるスカウト戦略~セイバーメトリクス的戦術考察③~

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セイバーメトリクスと言いつついきなりアナログな話で申し訳ないが、中継を観てて感じることの一つに投手不利なカウント(3-1,2-1,2-0)から変化球をストライクコースに投げられる投手は大怪我しないというのがある。通常このカウントで、打者はストレート狙いのことが多いので、大量失点する典型例としてこのカウントからストレートでストライク取りに行って長打というのがあるように思う。(3-0は打者も待つことが多いので除外)

ライオンズの若手で言うと、平井投手はスライダーをこのカウントでも投げ切れるので大怪我しない。一方田村投手、本田投手、野田投手などはこのカウントで自信を持って投げられる変化球が見当たらない。この辺りに、一軍レベルの投手と一軍半の境目があるように思う。

そこで、是非上記のカウントにおいてストライクコースに変化球をどれだけ投げられるのかという統計を取ってもらいたい。そして、この確率とセイバーメトリクスで投手の実力の指標とされるDIPSの数値との相関を調べて欲しい。

なぜ、そんなことを提唱するのかというと、新人をスカウトする時の指標として、使えそうだからである。高校、大学、社会人、独立リーグなど、プロになる前の試合での統計データは作成も大変だし、その年のリーグ等の打者のレベルによりデータの精度が変わる。しかし、変化球の制球力というのは、全く投手の能力以外の要素が絡まないから舞台は変わっても同じ意味を持つ。もし仮に、プロの舞台で上記の確率にDIPSとの相関関係があるならば、アマの舞台での上記の確率は信頼のおけるデータとなる。

また、基本的に変化球に絶対の自信がないと、そもそも上記のカウントでは変化球でストライクを投げないことが多いので、数試合も見ればその投手の大まかな変化球の精度はわかる。その中で狙いを絞ってさらに数試合該当の選手の試合を見れば、上記の確率は簡単に割り出せる。

もちろん、球の速さとか、球威という要素が全然だめなら話にならないが、個人的には球速、球威はある程度プロになってからも伸ばせるので、MAX140ぐらいあれば良いと思っている。むしろMAX140程度でも、絶対の自信のある変化球のある投手の方が常時150のノーコンより期待できるうえ、他球団スカウトの目から漏れやすいので好都合ですらある。是非一度、これらの検証をして欲しい。(もうそんなことスカウトの世界じゃ常識とかだったらごめんなさい。)

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