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三連覇中に紅林選手を育てた事がバファローズの強さの象徴

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おはようございます。後藤オーナーには有言実行をお願いしたいtthgです。

今季は野球を勉強しようと思いCSや日本シリーズを出来る限り見たのだが、その中で一番印象的だったのがバファローズの紅林選手の存在。紅林選手は三連覇初年度の2021年からショートのレギュラーだったが、2021年と2022年は打撃で結果を残せなかったし、守備も失策が多く安定したタイプではなかった。ライオンズ戦で紅林選手にボコられたという感覚もないのでよく使い続けているなという印象だった。


もちろん、報道ベースではそれなりの資質を示して期待されている事は知ってはいたが、優勝争いをしているチームとしては打てない日が続けば替えたくなるものだ。しかし、中嶋監督は使い続けた。よく若手の成長のために我慢して使うという話は聞くが、その結果チームは低迷肝心の使った選手は成長せずとなったら、当該シーズンの結果だけでなく他の選手の経験値を削ぐことになるので踏んだり蹴ったりである。

それ故にトコトン我慢して使うならば最低でも当該選手を大成させる必要がある。そして紅林選手は今年打撃面でも結果を残して、ポストシーズンではキーマンになっていた。今年高卒4年目と言うことで生涯バファローズで居てくれたら今後10年ショートのレギュラーでチームの顔になり得る選手となった。バファローズの審美眼は素晴らしくそれを使い続ける現場の胆力も素晴らしかった。

しかもそれを三連覇しながらやってのけた。つまり、結果とトレードオフで育成したのではなく、結果を残して今後10年の戦力になり得る選手の育成も実行したという事である。下記の記事でホークスが大型補強は脆さもあると書いたが、結果も残して育成もできているバファローズの方が今はチームとして機能しているように思う。

そして、ライオンズはFAで抜ける一方でファンは先に希望が持てないわけだが、バファローズも四番が抜けても適切な補強と育成で勝っている。来季エース山本投手が抜けてもバファローズに勝たれるようならいよいよライオンズは「流出したら勝てない」と言い訳する事もできなくなる。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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