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モツレタ要因は打線の力のみに非らず。それでも投手力で勝ち切ったのは大きい。(2022年8月21日ライオンズ対バファローズ)

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今晩は。今週も試合が楽しめる事を喜ぶtthgです。

土俵際で俵を割る事はなかった。ある意味勝負強いというかしぶとさを発揮した。初回の2点以降拙攻で相変わらず追撃できない展開の中、投手陣が虎の子のリードを守って勝ち切った。エンス投手以下3人がよく頑張ってくれた。守りの中で大きかったのは3回の一死三塁から福田選手のライナーをエンス投手が好捕したところ。あそこで同点になっていたら大いに試合展開は変わっていた。正直実力というより運の要素が大きい強い当たりだったが、次の中川選手を三振に取ってそれを活かした事はエンス投手の素晴らしい働きだった。負ければ首位陥落の試合で守り切って勝つ事ができたのは収穫である。また、これで火曜からも試合を楽しめる事は有り難い。


さて、この試合がモツレタのは単純に打者が後一本を打てないというだけによるのではない。何点か他のポイントもあった。まず2回裏バファローズは今日不調だった椋木投手を早々諦めて村西投手を投入してきた。そして、その後も小刻みに継投してきた。それがある程度成功して試合が壊れなかったわけだが、こうした大胆な手を使えた背景はこの三連戦で初戦と二戦目に山本投手と宮城投手にやられ過ぎて中継ぎを消耗させる事すらできなかった事がある。打線があまりにも情けない打撃に終始したので今日にまで影響が出た初戦と二戦目に負けるにしても散々中継ぎを使わせる展開にしておけば椋木投手続投せざるを得ず、大量点という事もあり得た。

また、そうなった背景のもう一つの事情は首脳陣の考え方である。初戦の山本投手の投球をライオンズの投手がしても、8-9回あたりはリリーフが出るだろう。その辺は首脳陣の考え方で変わってくるし、その積み重ねか今のライオンズの中継ぎの疲弊に繋がっている。最も、ライオンズの先発投手が山本投手程信頼をおけない状況がそれを加速しているという事情もある。先週のエンス投手などのように突然崩れてという事が多々あるので首脳陣も我慢が効かないのである。この辺りがチームの総合的な力が足りない現状を良く物語っている。

モツレタもう一つの原因は3回の愛斗選手のバント。次のオグレディ選手のヒットで加点しようとしたのだろうが、その後の柘植選手や若林選手の状態からすればオグレディ選手は当然まともに勝負してもらえない。その結果0点だった。ここは好調愛斗選手の打力に期待して一、三塁にしてオグレディ選手の犠飛期待が正解である。勿論それが確実に成功したとは言わないが、こうした作戦選択を間違えればモツレル要因にはなる。一応5回のバスターはこの回のバントで相手がバントと決めつけたから成功したという側面もあるので、トータルで見た時にリカバーしたとも言えるので、この点は一概に否定はできない。ただし、3回の時点では明らかに選択ミスだった。

最後に中継ぎ以降の三投手について。水上投手時折くる真ん中付近のスライダーは怖い。最近復調してストライク先行にはなっているが、たまに大きいのを食らいそう。スミス投手はここ最近では1番良かった。意図的に遅い球をうまく使い適度に荒れて力があるので打ちにくそうだった。増田投手は球速も回復傾向にあり、復帰後では1番良かった。森脇投手は二軍で投げているようなので彼に復帰してもらい中継ぎの負担軽減を実現したい。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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